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●家計簿ノートを買うの、ちょっと待った!。

毎年、書店には『手帳コーナー』と『家計簿コーナー』が並びます。また『手帳活用術』と『家計簿ガイド』の本も並びます。しかし、活用術もガイド本も『著者の我流紹介』が99%で『毎年、ようこんなしょうもない本が並ぶもんだわ』と、呆れてしまいます。家計簿を付けるならば『貯金の目標』を立てて、何にいくら使っていて、必要なのか不要なのかの『洗い出し』や『支出の把握』には、必須です。家計簿をつけるだけでカネが貯まる、そんな魔法はありません。


【写真:日商簿記3級とFP3級の『知識』が先、ちゃいますか?】


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◆資格は取らなくても『会計の知識』は大人として必須でしょう。
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家計簿をつけたらカネが貯まる・・・んなわけないやん。

 

・収入

・支出

・バランスを見る

 

家計簿の効果って、この3つやないですか。

 

そもそも、1円単位で家計簿付けて、

カネが貯まるなら、やる価値あると思いますが、

せいぜい、チラシを見て底値で売っているスーパーのハシゴでおしまいです。

 

その移動費は、どの費目で計上するのか聞きたいです。

 

日商簿記3級の知識・・・損益計算書貸借対照表

・FP3級の知識・・・・・・

 1,ライフプランニングと資金計画、

 2,リスクマネジメント(保険関係)

 3,資産運用

 4,タックスプランニング(税金)

 5,不動産

 6,相続や事業継承

 

ざっくりでいいから、自分に関係のある事柄を知った方がいいと思います。

 

家計簿なんて『金銭出納帳』で十分です。

むしろ、一日ごと、費目ごとの金額と、月次決算の方が大事です。

ネギ一束が何円とか、細かい数字をレシートから転記しても、

じゃまくさいだけで『時間の無駄』です。

 

1,食費

2,外食費

3,理美容費

4,医療費

5,交際費

6,教育・習い事

7,娯楽・レジャー

8,交通費

9,通信費

10,日用雑貨費

 

日々、会計簿に付ける費目なんて『ざっと、こんなもん』です。

 

おもしろいのが『流動経費』ばかりでしょう。

固定費は、月次決算の表に書く・・・たいていの家計簿は、

そんな体裁になっていて、流動経費に目が行きがちです。

 

イチバン大事なのは『固定費』です。

 

流動経費を1円2円削ったところで、チリが積もっても小山程度。

まず、固定費を見直さないといけませんね。

また、亭主の個人費(小遣い)も『どんぶり』でしょう。

 

亭主こそ、ぱっぱかぱっぱか遣っておらんで『小遣い帳』をつけるべき。

 

そもそも、家計簿を付けたら貯金ができる・・・のは思い込みです。

収入があれば『そこから先取り貯金』に回すのです。

要するに『給与天引き』と同じことをするのです。

 

30万円の手取りから。10%の3万円を貯金したら『年間36万円』です。

 

多くの人が『銀行残高を貯蓄高』と誤解しています。

入金口座と貯蓄の口座は別にすべきです。

同じ口座であっても、総合口座の定期預金に移すとか。

 

家計簿は、キャッシュフローが見えやすくなるだけ

 

キャッシュフロー(流れ)

・キャッシュのストック(現預金)

 

フローが見えただけでストックできれば、誰も苦労しませんわ。

 

まぁ、家計簿は『やらないよりはマシ』です。

とはいえ、キャッシュフローの把握は、やるべきだと思っています。

かといって、1円単位まで書いてたら、時間の無駄でしょう。

会社の経理なら『仕事』ですからやりますが、

もともと『どんぶり』の家計で『1円単位』なんて、ムリムリ。

 

フローもストックも『両方やって、決算完成』ちゃいます?

 

費目ごとに、月次で決算して『支出の把握』ができれば十分です。

 

なんで、こんなことを書くか。

それは『会計学を知らない人が多すぎるから』です。

みっちり勉強する必要はありませんが、

貸借対照表(B/S)の意味がわかれば『国の借金が嘘』が見抜けます。

マスコミが『国の借金』だけを報道するから『大変や』になるわけです。

 

・国の負債:1,500兆円

・国の資産:1,600兆円+徴税権500兆円=2,100兆円

・資産2,100兆円ー負債1,500兆円=資産600兆円

 

どこが赤字やねんって、わかると思います。

 

物事は『大局』で見るべきです。

また、家計簿なんて、小規模事業所の収支内訳書よりカンタンです。

白色申告のレベル以下のコトに、

あたふたしている家庭が多いのには仰天です。

 

しょうもない家計簿ノートを買うくらいなら商工会議所で、

個人事業主が使う収支の帳簿を無料でもらってくればいいのです。

収支内訳書くらい、誰でも作れるようになりますわ、ホンマ。

 

おカネに関心があるくせに、おカネのことを知ろうとしない・・・。

世の中の仕組みがわからなくて、あたりまえだと思います。

 

会計学のさわり(大人として、必須だと思いますよ)

・簿記3級のさわり(負債と資産の相関関係がわかります)

・FP3級のさわり(必要なこと、不要なこと、断るスキルも身に付く)

 

これらこそ、本屋さんで買って勉強すべきです。

1冊1,500としても『合計4,500円』です。

買う前に『さわり』を見るなら『図書館』で借りられます。

 

しょうもない節約術やポイ活より『値打ち』があるでしょう。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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