●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●電気の娯楽への疑問―アマチュア無線と教育システム。

アマチュア無線は『楽しい娯楽だ』と思っています。常々、私が書いているのは『業界人に一考してほしいな』と感じるのが『根っこ』にあります。430MHz帯・FM・呼出周波数周辺で聞こえてくる『交信の中身』が『教育システムの不備』に起因することが多いと感じます。上級資格がどうの、古い無線機がこうの。いつまでも『電気の娯楽』でいいのかな・・・と思っています。


【写真:28MHzのFT8で、オランダと交信した局のeQSL】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆特別な『何者』にならなくてもいいと思っています。
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アマチュア無線は、ややもすれば『破産』することがあります。

 

私は、幾度も『ムセン破産』を見てきましたし、

破産者のアンテナや機材を撤収している際にも、

債権回収業者とやり合ったことも、しばしばありました。

 

まずは『カネをかけないで、やれること』をやってみるのが肝要です。

 

知恵と工夫で『どうにかなるもの』です。

そのためには『知識』の『引き出し(ストック)』も必要です。

今の、アマチュア無線界は『上級資格&DXCC』しか選択肢がないのか?と、

ものすごく『不自由な娯楽に成り下がっているなあ』と感じます。

 

やりたくない仕事を退職して、やりたかったムセンをやる・・・。

 

・一生懸命勉強して

・そこそこ大学を出て

・まあまあの会社に入って

・一生安泰・・・

・定年まで、やりたくない仕事を続けて

・退職金を受け取り、年金を受給して

・やっと、やりたかったアマチュア無線に没頭できる・・・

 

こんな人、たぶんいないと思います。

 

すぐにできそうな運用をすればいいのに、

どうも、上級資格だの、カーボン釣り竿だの、ATUだの、

カネが使えるからと『ないものねだり』を手に入れる。

 

・ないものねだるな

・あるもの磨け

 

私は、こう思っています。

 

Top DXerという者にも『憧れ』は感じますが、

特段『なにもの』に『なる』という必要はないでしょう。

やりたくない仕事を長年続けてきた人は『忍耐力がある』と思います。

 

でも、そろそろ『ゆっくりしたら?』と感じます。

 

・ないものねだるな

・あるもの磨け

 

アマチュア無線も、所詮は『娯楽』ですから。

 

一番の課題は、従事者側ではなく、

メーカー、販売店、業界団体、無線連盟等が、

きちんとした『教育システムを構築すること』だと思っています。

 

なぜなら、教育システムに飼いならされた『茹でガエル』が顧客なのですから。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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