●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●専門誌の企画は理解できますが、初心者向け記事多すぎの感。

サイクル25のピークが『早まる』とか聞きます。実際には『2026~2027年ごろ』には『早まったのか、そうでなかったのか』が『はっきりする』でしょう。それは、ともかくとして『近年の無線専門誌』は『なんで、こんなに初心者向けの記事が多いのか!』と、毎月の購読料が『もったいない』と感じます。別冊付録も『それ、今やる企画かよ?』と、毎月のムダ金を『始末すべき時期なのか』と、購読中止を真剣に考えています。


【写真:サイクル24時期は、別冊付録もタイムリーで充実していました】
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◆読者層のレベルに合わせないといけないのは、理解できますが。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

出版社には『辛辣な進言』を続けています。

 

アマチュア無線は『個人の娯楽』ですから、強要はできません。

しかし、せっかくカムバック組がコロナ禍で増えたにもかかわらず、

再開局も『ほぼ、ピークアウト』したと思います。

 

再開局、新規開局も数年が経てば『HFという選択肢』も。

 

アマチュア無線の醍醐味は『海外との交信』にあると言っても、

過言ではないでしょう。

今が『サイクルボトム期』ならば『ネットワーク通信がどうしたこうした』も、

致し方ないとは思いますが、HFのハイバンドが好調にもかかわらず、

今のタイミングで『モビホの特集』とか・・・。

 

ここまで、従事者のレベルが低下しているのか・・・と勘繰りたくなります。

 

しつこく『カーボン釣り竿』を『批判』していますが、

住宅環境を考慮すれば『一定限は仕方がない選択』と理解しています。

とはいえ、非同調の任意長であるカーボン釣り竿に直接給電し、

ポン付けATUで『ベースローディングと見立てて』のような発言も、

あちこちの交信で耳にします。

 

・目的周波数よりエレメントが長いと、L成分が増える

・目的周波数よりエレメントが短いと、C成分が増える

 

そこを『こうかな?、ああかな?』と試行錯誤するのが『電気の娯楽』です。

 

・7MHzの1/4波長は約10mで電流給電

・14MHzの1/2波長は約10mで電圧給電

 

従事者免許をお持ちで(特に、いわゆる上級資格)、

普通に考えてエレメント共有することに疑問を持たないのか?。

14MHzが電圧給電に『近い』と仮定すれば、

あたりまえですが『ハイインピーダンス』ですから、

その整合を『ポン付けATU任せ』となれば『ATUにかかる負荷』は大きいでしょう。

 

きちんと設計された長さではないですから、VSWRも『よくわからない』です。

 

仮に『VSWRが1:6.0』もあれば、

電力損失は『-3.0dB』ほどあります。

100W出力としても、反射電力が50%もありますから、

伝送電力は半減し『50W程度しか放出されない』と仮説が立ちます。

 

14MHzの夜間の正規伝搬でFT8なら、そこそこDXに電波が届くでしょう。

 

・きちんと整合が取れたダイポールに、QRPの5W

・カーボン釣り竿のVSWRが『1:6.0』で、-3dBに甘んじて50Wが実効輻射電力

 

どちらが『よく飛ぶか?』。

 

そりゃあ、100Wが-50%(-3dB)でも50W出ている方が強いのは当たり前です。

こんな運用が『はびこっている』状態ですから、

従事者のレベル低下は、概ね間違っていないと確信しています。

せめて、ハイバンドくらい『きちんと整合を取ったアンテナ』を使えないものか?。

ATUなどを使わずに『VSWRをべた落ち』にできんものなのでしょうか。

 

ものぐさにも、ほどがある・・・そんな『そしり』を受けても仕方がないでしょう。

 

このような『ていたらく』に『このような企画』を出しても、

猫に小判なのかも知れません。

シンニアマを『AT限定』と揶揄されても、

私は『仕方がないな』と思います。

 

まぁ、所詮は『娯楽』ですので『お好きにどうぞ』としか言いようがありませんがね。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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