●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●アンテナの選択と調整による1,840kHzで国内全域カバー。

既製品のアンテナが『ほとんどない』のが『1.9MHz帯』ですね。ほとんどが『3.5MHz~28MHz帯/50MHz帯』のような構成です。私は、コメットの超短縮&分割型アンテナの『HFJ-350M+オプションコイル』を用いて、1,840kHzのFT8に50Wで出ています。調整は『非常にクリティカル』です。しかし、ATUなどを使わず『VSWRをべた落ち』にすることで、国内限定と割り切れば『意外と国内全域カバーするなぁ』と、運用しながらビックリしているくらいです。もちろん、DX交信たけなわの時間帯は、国内向け運用は遠慮してDX優先にし、ワッチに徹しています。50W以上の送信機をお持ちの方は、出力を必ず50W以下に落としてください。それ以上の出力をかけると、コイルの焼損トラブルなどの危険性が伴いますので要注意です。


【写真:強力とはとてもいえないまでも、飛んでいるには違いない】
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◆接地型アンテナですから『GND』は徹底的に。
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こんな運用は『誰でもできる』といえば、誰でもできるでしょう。

 

しかし、7MHz帯の運用ですら、

カウンターポイズがどうしたこうした、

VSWRがなかなか落ちないとか、

そういう声をよく耳にします。

 

ズバリ!解決策は『まず高周波GNDを徹底的に勉強しなさい』です。

 

・間違っても、ホムセンで緑のアースコードを買ってきて

・洗濯機のアースにつなぐとか

・アース棒を地中に埋めるとか・・・は、やめましょう

 

ここでは『答え』は書きません。

 

第一級アマチュア無線技士の教科書を買って、

無線工学の概要をつかみ、

一定の『共通言語』を身につけて『第一級の人にレクチャーしてもらう』など、

とにかく、高周波GNDとは、いったい何なのか?。

保安用アースとは何が異なるのか?。

 

こういった『勉強』と『実践』を積み重ねてほしいと感じます。

 

HFJ-350M+オプションコイルでも全長は2m程度です。

160mBの1/4波長は40mですから、

2m÷40m=5%に超短縮されているアンテナです。

利得は、憶測ですが『ダイポール比で少なくとも-10dB』になっているでしょう。

 

・給電部に50Wが届いていても、-10dBなら『実効輻射電力は5W程度』です。

・あるいは-20dBと仮定すれば『実効輻射電力は0.5W程度』です。

 

・我が家のモビホ系HFのANTは『すべて同じマグネット基台』で給電しています。

・マグネットを貼り付ける相手側は『鋼板製ヨドコウの物置が2棟』。

・この2棟を『ボンディング』もしています。

・また、屋根にはアルミ板(印刷製版で使用した廃材のアルミ板)を敷き詰めています。

・物置小屋は、地面から『約100mm』ほど『宙に浮いた状態』です。

・カウンターポイズは使っていません。

・アンテナチューナーもスルーさせているので、不使用です。

・VSWRは『べた落ち』です。

 

容積は、車でいえば『1,800ccのミニバンクラスの容積』です。

アンテナとは『巨大なコンデンサみたいなもん』です。

 

GNDが効いていたら、超短縮ホイップでもVSWRはべた落ちになるのです。

 

1,840kHzは『中波』に属し、国内は『E層反射』と考えられます。

DXをやる1アマ・1kWerは巨大なタワードライブ型のアンテナや、

タワーでGNDを取り、マッチング回路を入れたスローパーなどが主流です。

こんな『猛者』を相手に『HFJ-350M+オプションコイル』でも頑張っています。

 

1.9MHz・Digital・同一スクエアの特記で『JCC-100』は、まぐれではないのです。

 

1.9MHz帯に出られる既製品アンテナは、数が少ないのが残念です。

でも、GNDを徹底的に勉強して『超短縮アンテナ』と『FT8』ならば、

割り切ってでも『遊べるアンテナ』になるのです。

 

いまどき、1万円台で1.9MHz帯に出られるなんて楽しいと思いませんか?。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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