●OTA(On The Air)

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コミュニティFMの実体

◆昨日のSSN:147


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コミュニティFMの実体
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簡単に言えば、定年前に県域なり広域局を退職する放送マン
の受け皿なんですね。

金融機関の職員が50歳くらいになると、関連会社のリース
会社やカード会社に回りますでしょ。

金融機関も特殊な世界ですから、一般企業で続く人が少ない。
だから専門知識を活かした『定年までの活躍の場』がいります。

放送局は『特殊さ加減』では金融機関以上です。大きな放送
局で編成局長をやっていた人を社員食堂で働かせられないわ
け。こないだまでえらそうに指示していた人が、社員食堂で
『うどん』でも作っていたら、それこそ笑い者。


そこで思いついたのがコミュニティ放送


今の放送局を構成する人員の多くは『団塊世代のオッサン』
です。この世代のオッサンは、専門分野以外は何の役にも立
たない。今までのように『定年前退職』をさせると『大量の
失業者が出る』んです。だから、『地域に根ざした・・・』
などという大義名分をつけて、収支の帳じりが合うように、
『行政から金を引っぱれるように第3セクター方式』を取っ
て『見かけ上の経営を成立させていた』ということなのです

そこで、小賢しさだけは長けている世代のオッサンのやるこ
と。『民間放送連盟』のような組織を作り『民放連ごっこ
をやり『各局から集金してきた金』で『遊ぶ』んですよ。

『○○○○賞』など、コンテストを行い『受賞おめてとう』
なんてことをやりながら(あほくさいでしょ)、昔の古傷を
互いに舐めあうんです。

そんなところに『企業理念』をもった純民間企業が参入すれ
ば、ばかにされるわ、排除されるわ、かといって彼らも、ま
ともに営業したって経営が成立しないのは百も承知なので、
話しをごまかしつつ局や協会、連盟を運営してきました。


くその役にも立たない放送局、どうにかならんですかいのう?


ちなみに、うちの近所(枚方)にあるコミFなんか、年間
70百万円も、市の予算を突っ込んでる。もうちょっとマ
シなことに金を使えんのんかいな。

▼ここのホームページはけっこう興味深いので、
 コミュニティFMに関心のある方は、ぜひのぞいてみてください。
http://d.hatena.ne.jp/from3/