●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●どこが借金大国なの?

新聞に『東証続伸10か月半ぶり高値』と、景気のいいことが書いてある。こういう記事を見ると『どこが、借金大国なのか』と思ってしまう。国の借金が1,000兆円超えとかいうが、それも『無知で情報が少なく信じやすい人向けのプロパガンダじゃないか』と疑ってしまうのだ。



【写真:まぁ、新聞記事もプロパガンダのひとつだ】


発展途上国への経済支援・・・


本当に自国が大借金を抱えて『首が回らない状態』なら、
途上国であれ、発展した国であれ、
他国にカネを融通するような余裕はないはずである。


だが、大借金があるといいながらカネを融通する。


融通できるカネがあるから融通するのである。
言いかえれば『この国はカネが余っている』。
少し考えたらわかると思うのだが、
みんな『いざという時、困らないように』と、
銀行にカネを預けている。


銀行からすれば預金者から『強制貸付』されているのだ。


銀行だけじゃなく保険なんかでもカネを集めている。
だが、運用先が乏しいから、
カネの流れが滞っているだけじゃないか。
無理繰りでも融資先を見つけろ!というのが日銀だ。
融資先が見つからなかったから、
日銀は銀行に『マイナス金利』というペナルティを下した。


国会中継を見ていても笑えてしまう。


予算委員会なんかだと野党議員が、
『財政はどうするんだ!』とかヤジを飛ばす。
蓮舫が青筋を立てて総理に詰め寄る。


これも一連の出来レースなんじゃないか?


テレビやラジオを通じて『財政はどうするんだ!』と叫べば、
国民の一部は『やっぱり、カネがないんだ、この国は・・・』と思うだろう。
こう思ってくれれば政府の思うツボだ。


財政難だから年金が減額されても仕方がない、と勝手に思ってくれる。


発展途上国に支援するカネがありながら、
我が国の発展に寄与した高齢者への生活費は削る。
『意識高い系のマジメな人たち』は、
『あぁ、やっぱり、行きすぎた資本主義の成れの果てなんだ』と、
これまた、勝手に思ってしまう。


国のホンネはこうだ。


要は、もう生産性がない分野(高齢者への年金など)には、
カネを回したくない。
だから、国民には『1,000兆円を超える国の借金が・・・』とかいう。


我々、生活者からすれば・・・。


衣食住が満たされていれば、
政治体制も経済体制なんか、どうでもいい。
日々の生活の基本は政治でも経済でも、
韓国情勢でもトランプでもなく。


衣食住である。


逆に言えば、政治家がどんなに立派なことを言っても、
メシが食えない、着るものがない、
住むところがないんじゃあ話にならない。


とにかく、ギリギリのちょいと手前で止めておくのが常套手段だ。


これを、あんまりやり過ぎたら、
『欲しがりません勝つまでは』
『贅沢は敵』
『痛みに耐えて改革を』のような時代に戻ってしまう。


衣食住を犠牲にしてまで国家を優先する必要などない。


そういう政治家は全く信用ならない。
だが、今のところ、我が国には、
そこまで堕落した政治家はいない。
魔が差して政務活動費をちょろまかす程度だ。


ちょろまかすほどのカネが回っているのだから借金大国とはいえない。


どんな家に住み、どんな服を着て、何を食べているかは個々違うが、
今のところ、戦後間もないバラック住まいでもないし、
ボロ布をまとっている人もいない。
ホームレスでも『けっこう、うまいもの』を食っている。


テレビは、やたら『貧困問題』を取り上げる。


今の日本は、確かに格差も広がっているだろう。
だが、諸外国からみれば『相対的貧困』に過ぎない。
相対的貧困を『さも、絶対的貧困』のような取り上げ方自体が、
プロパガンダそのものだと思うのである。
そこに、気づくと、ワイドショーより国会中継の方が笑えるのである。


どこが借金大国なのか、おかしくて仕方がない。


▼♪〜きのうまでのガラクタを処分、処分▼
https://www.youtube.com/watch?v=fPMI4oRh88k


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※知的刺激の材料として活用いただくために、
 あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
 発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2016 Ota-Tadashi All Rights Reserved.



━━<AD>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


地下鉄:門真南駅/JR鴻池新田駅/京阪:門真市駅周辺での、
夜間タクシーのご用命はお気軽にお電話ください。


電話:080−6187−8665


・営業時間…18:00〜翌2:00
・定休日……毎週火曜日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━






















※下記の広告は本記事とは無関係です。