●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●文句を言う邪魔者は消せ。

金正男が13日、クアラルンプールで暗殺されたニュースを知り、仰天したものの『とうとう、やられたか』が正直な印象だ。金正男の『世襲体制批判』は報道のとおりで『危険分子』『反乱分子』扱いだったことはうかがい知れる。彼は、親日派的側面も見せていたが、金正日時代は『武器輸出』の外交的役割も担っていた。その後、『後ろ盾』になっていた張成沢が粛清された時点で、金正男も『いよいよ危ないんじゃないか』と私は思っていた。



【写真:中国のメンツは、丸潰れだ】


今のところ、北の日本向け日本語放送も『いつものとおり』だ。


北の恐怖政治の粛清は今に始まったことではなく、
キミルソン(金日成)時代から延々続いている。


金正男は、現体制の危険分子で、張成沢粛清後、本人も危険を痛感していた。


2月16日の金正日生誕祭前の暗殺実行だったが、
生誕祭に合わせたのかどうかは、よくわからない。
韓米合同軍事演習も始まるから、
朝鮮半島周辺にアメリカの戦略部隊が集結しているが、
まぁ、今のところ、それ以上も以下もないと見ている。


詳しくは、各報道をしっかり見て、自分で判断してほしい。


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金正恩失脚が米中の利益なのだろうが・・・
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崩壊する、崩壊すると言われ続けて何十年の北朝鮮


今、北が崩壊したら『多くの難民』を受け入れる中国は、
何の準備もできていないだろうから、
パニックを起こすだろう。


北が崩壊したら、日・中・韓とも『わちゃわちゃ』になるのは必至だ。


報道でも流れているが、
私は、金正男が崩壊後の指導者として、
中国当局に『温存』されていると見ていた。


その証拠に、中国当局金正男を国内では『監視保護』していた。


金正日時代からも中国との太いパイプがあった張成沢が粛清されたのは、
おそらく、秘密裏に『北の体制を崩壊させて金正男を指導者に』という、
そんなシナリオがあったのだろう。


そこを嗅ぎつけた金正恩は、張成沢を粛清した。


すぐに北への武力行使はないと思うが、
アメリカが『作戦計画5015』を実行しようとしたら、
今の中国は『黙認』する懸念もある。


北のミサイルは、アメリカや日本だけではなく、中国にも向いている。


アメリカの『作戦5015』とは、
北の核やミサイル基地への先制攻撃、
平壌を急襲して金正恩はじめ、
金正恩側近や労働党幹部を殲滅させる特殊作戦と聞いている。


金正恩体制崩壊後は、西側にも精通している金正男が指導者に・・・だったろう。


その動きを察知し、金正日が死去後に金正恩体制ができたと同時に、
金正男や側近の張成沢などを『邪魔者』として消した。
これが、体制発足後の5年間に『絶対実行』の中身である。
暗殺される前に、金正男は韓国か第三国に亡命しておくべきだったと思う。
まぁ、アメリカも中国も、次の手を用意するだろうが。


トランプ大統領が、どのような決断をするのか注視したい。


また、今後、金正男の家族も『当然、粛清の対象』だし、
金正恩体制に嫌気が差して『金正男体制に期待していた反乱分子』が、
どんどん粛清されていくのは必至だ。
金正恩体制は、急ピッチで崩壊に向かっているが。


どうなるかは誰もわからない。


金正恩体制が崩壊したら、少なからず日本も影響を受ける。
対岸の火事のような見方ではいけない。


月並みだが、国際情勢にアンテナを張っておくのが大事だと考えている。


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▼ちきりんの日記▼
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 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
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