●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●元YL局のカムバックが少ないのは、なぜでしょうね。

【写真:こういうラグチューが聞こえないのは『何か原因がある』】
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アマチュア無線界は『昭和の職場』と同じ。
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国会中継なんかで『女性活躍、うんぬんかんぬん』と聞くと、

『ホンマ、何もわかってないな』と感じます。

まぁ、政治の大舞台の『国会』ですから、

そこから『共感を得る』というのは難しいですね。

 

女性同士の会話は『共感を得るコト』のようです。

妻と、その友人の会話を聞いていても『全くオチがない』のです。

 

しかし『オチ』なんて『どうでもいい』のですね。

ネタを振って、それに反応して、話があちこちに飛んで、

あーだ、こーだ・・・。

 

これで『心が通う』のだ、そうです。

※私はオッサンなので『~そうです』『~ようです』としか表現できません。

 

無線雑誌を眺めていても、

YL局の連載は『ほんのわずか』しかありませんねぇ。

また、キャラクター的に登場されるYLさんも、

どういうわけなのか、連載が長続きした試しがありません。

まぁ、お仕事、ご結婚やご出産、子育て等々、いろいろあると思います。

そんな時期には『無線どころではない』のは当たり前でしょう。

 

加えて無線雑誌は『問題解決そのものだから』だと、私は感じます。

 

YL局は『問題解決なんて、そこそこでいい。

どこのスイーツが美味しいとか、そういう会話を無線でもできたら』とか、

潜在的にもそう思っている、元YL局が掘り起こせたらFBでしょうね。

 

私が就職した昭和50年代後半。

自動車ディーラーに入ったのですが、

当時は『バリバリ昭和。セクハラ、パワハラモラハラ何でもあり』でした。

その頃『自動車産業は頭打ち。もう車が行き渡り買い替え需要しかない』が定説。

 

AT車の普及

・エアコン、パワステ、パワーウィンドウなど『装備品』の充実

 

何が起きたか・・・。

 

女性の運転者が増え『自動車産業を右肩上がり』に回復しましたね。

こういうのを考えるオッサンは『問題解決』として『5W3H』の思考が不可欠です。

しかし、買う側の女性客は『5W3H』なんて、考えないでしょう。

 

それこそ『いいね』で買っています。

 

オッサン脳だと『色は赤系』で女性に売れるとか、勘違いしていました。

色が赤でも『クラッチ操作が面倒で苦手』な女性陣。

女性陣の、特に若い女性陣の足元をみたらわかるでしょうに・・・。

 

今なら普通の装備でも、昭和の頃は『フル装備』とか値打ちこいでましたね。

 

当時は、ATの普及率が『30%程度』でした。

当然、同期入社や先輩にも多くの女性がいました。

ほとんどが『MT車の重ステ』を『逆手』で回す・・・。

 

運転技術は、高かったですが『靴、履き替えるんが面倒やねん』とか、

まぁ、いろいろ言っていましたが、メーカーは頑固でMTを主力に作っていました。

当然ながら、ATを増やし『靴の履き替え』から解放されるメーカーの車は、

構造が『チャチ』なくせに『よく売れていた』のを思い出します。

 

AT化にコストがかかる分、他の部分を『安物』や『手抜き』して、

安価で、デザイン的にも『いいね』な車が売れるのも当然でしょう。

要は『エモーショナル・マーケティング』な、わけです。

 

ヒール高5cmの靴でも『運転できる』のは『画期的』でしたよ。

 

無線雑誌の中身は『ほとんど企画書と同じ』です。

確かに、5W3Hの考え方は大事だと思います。

とはいえ、道楽の分野で四角四面な5W3Hが必ず必要ですかね?。

これで『どうやって、シュリンクしたパイ』を戻せるのかな。

 

無線雑誌で、YL局の記事は『とても読みやすい』と、私は感じます。

 

技術的なお話であっても『エッセイ風』で、とっつきやすいです。

男性局(OM局)の記事も『わかる人にはわかる』でOKだとは思います。

とはいえ、同じテーマでも『何かが、どうも違うんだなぁ・・・』。

※OM局の記事を否定しているのではありません。念のため。

 

例えば、CW(電信)のマスターの連載を見て見ましょう。

 

概念的には、OM局の理路整然が受け入れられますが、

実際にCWをやっている局は『わかっている話』です。

YL局の記事は『まずは「共感」』から入っています。

狙いは『まだCWに躊躇している人への後押し』が見て取れます。

書いていらっしゃる内容は、OM局もYL局も『同じような焼き増し』です。

 

実際にCWをやるのにハードルが高いのは『最初の一歩』です、ホンマに。

 

確かに、いろいろな壁が待っていますが、

それをどう克服していくか・・・、

これは『自分で経験を積んで、練習あるのみ』です。

 

音楽(楽器演奏)と、同じじゃないでしょうかね。

 

私が、45年間も飽きずにアマチュア無線を続けてきたのは、

仲間に恵まれ、家族の同意も得られ、カネはあまり持っていませんが(笑)、

そこに『自分なりの遊び方』を身につけられたからだ、と実感しています。

 

AWARDを頑張る。

私は、これしか『遊び方のルール』を設けていません。

 

CW、Phone、Digitalモード・・・、

こういうのは『戦術(武器)』に過ぎず、

AWARDは『戦略(将軍の知恵)』だと思っています。

 

これだけを家族に説明し『ふーん、そうなの。ま、ほどほどに頑張りや』です。

 

3級的運用を推進していますが、

これって『子供の頃に身につけた遊び方』みたいなもんです。

 

例えば、釣り。

 

子供の頃、テキトーにデタラメな『仕掛け』を作ってでも『釣れた!』。

大人になって、職場の『釣りクラブ』とかに誘われて、

釣りに出かけたとしても『なんか、ちゃうなぁ。おもろない』。

プロがこしらえた『仕掛け』の方が、何かうまく釣れない。

別に『カネ払って釣れないから腹が立つ』という類のものでもないのです。

 

三つ子の魂百まで・・・といいますよね。

 

私は『開局3年までが大事だ!』と実感しています。

この3年間に『無線の基礎ができた』と思っています。

それを、ただ続けてきただけ・・・。

 

どこにも共感を得られるような気の利いたことは書けませんが。

 

かつての50MHz帯は『学生バンド』と呼ばれ、

YMもYLもごちゃ混ぜの時代がありました。

ラグチューのグループにも、

必ずYLが何局かいて楽しい思い出があります。

 

彼女らは、今、どうしているのかな・・・、とか、ふと思います。

 

そんな視点を持った、

エモーショナル・マーケティングが必要なのだろうな、と、

私は感じます。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!


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