普通の方だと『RIGとMTU、電源等』は、自分の方に向けてレイアウトするでしょうね。私の場合は、自宅からの運用は『90%以上がFT8/FT4』など『Digitalモード』なので『注視するのはPC画面』です。さらに理由は『それだけ』ではありません。
【写真:Rigの下は、クラニシの手回しチューナー】
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◆目はRIGのSWRメーター、手はチューナーのつまみ。
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私の場合、この配置が『すこぶる使い勝手がいい』だけです(笑)。
右手でTUNEのつまみを回しながら、
目線は、RIGのマルチメーターのSWRを見ます。
概ね、TUNEが取れる『つまみの位置』も覚えているので、
ほぼ『1秒』で『TUNE』を取ります。
ATUより、速いです。
とにかくSWRは『1:3.0以下』なら、
MTUで十分、追い込めますね。
もっとも、FT8の周波数では『ベタ落ち調整』を取っています。
たまに、7MHzのCWに『急きょ出る』とかなら、これで十分(笑)。
SWRが『1:3.0』ということは、
給電部のインピーダンスが、
だいたい『16オームから150オーム』になっていたらいいわけで。
・SWRのボトム(谷底)を
・よく使う周波数で
・ベタ落ちにしておく
モビホ式バーチカルアンテナは『調整がクリティカル』です。
つまり『同調点が狭い』ので、
時には、MTUで『見た目だけ合わす』という『ごまかし』もやっています。
新釜(ニューカマー)さんには、あんまりオススメしませんがね。
今度、仕入れた『IC-7300』シリーズは『ATU内蔵』です。
ときどきATUも作動させることがありますが、
MTUで『1秒合わせ』しておくと、
ATUも『1秒合わせ』してくれます(笑)。
まぁ、ATU調整など、やってもやらなくても、どうでもいいのですが。
どうせRIGのファイナル保護しか考えていないので、
ATUのリレーが『がちゃがちゃ』うるさいですし、
MTUで、つまみ1秒なら『こっちの方が性に合っているな』というだけです。
あたりまえですが、SSBのVFOゼロインも『1秒』です。
430FMの交信を聴いていると、
FT-991シリーズのファイナル飛びが話題になっています。
中には『わざとSWRを高めにして保護回路を働かせて出力を下げている』とか、
わけのわからないことを言っている局がいます。
それは、負荷かかってファイナル以外の部品が劣化しますよ。
きちんとSWRをベタ落ちにして、
出力を絞って『定格の50%程度』で使えばいいのです。
おおっぴらにオススメできませんが・・・。
IC-7100シリーズは『中身は100W機』なのですから、
法令には抵触しますが『100W機を定格の50%』で運用している局も多々。
もっとも、50W機は『強制的に定格の50%になっているだけ』ちゅう話しです。
一番よくないのは『連続フルパワー運用』です。
私の知人(200W免許局)は『RIG側は2Wくらいで、あとはリニアで押す』。
これで、だいたい100W以上出るのですから、
ファイナルに優しいですね。
IC-705も5Wでリニアを押し800Wくらいでの運用局(1kW免許局)もいます。
車でも『しょちゅう高速道路で100km/h走行』していたら、
あちこちの部品劣化が早いでしょう。
それと『同じこと』です。
上手に減らすのが、無線も自動車もオートバイも、共通していますね。
毎度おおきに。ほんじゃーね!
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