ロールコールばかり追いかける運用が『いかにムダなのか』を考察してみましょう。人・モノ・カネ、全て『無駄遣い』ですよ。
【写真:要は『バランス感覚』なのですけどね】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆かかる時間を、カネに置き換えて考えてみましょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
普通の運用が『苦手な人』が、
ロールコールを追いかける傾向が強いと感じます。
・CQを出す
・CQに応答する
たった『これだけ』のコトができないなんて、
せっかくの資格を『捨てた』ようなものです。
おおかたが『HFで挫折した』『交信相手が見つけられない』、
そんな理由から、ロールコールに参加していると感じます。
おカネに置き換えてみましょう。
・ロールコールに参加するために60分を要するとして
・最低賃金に置き換えてみます
・毎週、同じロールコールにチェックインするとして
・年間50回のチェックイン
@1,023円×50回=51,150円/年間
さらに、毎日どこかでロールコールをやっていますから、
週に5回ほどチェックインすると仮定すると、
@1,023円×5回×50週=255,750円/年間
これだけの『見えないおカネ』を『溶かしている』のです。
ロールコールに参加しても『生産性』はありませんし、
運用スキルが上がることもありません。
そんな時間を使うくらいなら、残業でもして無線機代を稼いだ方がいい。
大事なのは『そのロールコールで運用スキルが上がるのか』を問うことです。
例外的に『CW』のロールコールなら、
3か月から6か月程度は参加しても『電信のスキルアップ』にはなります。
最初は『全く聞き取れない符号』も、
耳が慣れて『1分間60文字くらいは取れる』ようになるものです。
概ね、その辺りで『ロールコールを卒業』したほうがいいでしょう。
コンテストに出ると『1分間100文字』は『普通』です。
60文字/分で『満足』してしまうと、
コンテストには出られない・・・ということが起きます。
最初から100文字/分を目指して練習する・・・そのくらいでちょうどです。
Phoneのロールコールを全面否定はしませんが、
ロールコール=無線をすること・・・になってはもったいないです。
そのうち『仲間内のなぁなぁ』つまり『馴れ合い』が生まれ、
マンネリ化に気づかず『飽き』がきて『無線自体をやめる』のです。
ロールコールはマンネリの巣窟と気づきましょう。
普通の運用を続けていても『マンネリ』は避けられません。
でも『普通の運用』すらできない・・・。
情けなくないですか?。
普通の運用ができないのは『自身のワッチ不足』です。
普通の運用が『マンネリ』ならば、
アドリブの練習でのしましょう。
ロールコールで時間を浪費するくらいなら、
DVDで古典落語や昔の漫才を観て、
やりとりの勉強でもしましょう。
教材は『あちこち』に、点在していますよ。
要は『観察力』の問題なのです。
毎度おおきに。ほんじゃーね!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※Twitter等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2023 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※下記の広告は本記事とは無関係です。