●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●プロショップ。

アマチュア無線界には『プロショップがない』と感じます。相談しようにも『販売』に追われているだけで『アマチュア無線の運用実績がほとんどない』のですから、仕方がないとは思います。今や、デジタルモードという『黒船』がやってきて、FT8だと『ほったらかしの自動高速運転』も可能になっているのですから、店頭に無線機を並べて『いらっしゃいませ。今日は何をお探しで?』のような『古臭い営業』だけではなく『FT8の実機運用』も見せたらどうか、と強く感じます。もちろん、アマチュア無線だけ相手にしていたって商売は成り立たないのですから、業務用無線もしっかり売って、長く私たちに商品を供給して頂きたいと切望します。


【写真:ホンダがレースに出られたのは、カブを売り続けているから】
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◆店の実情を知ろう。
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アマチュア無線に特化して商いを成り立たせるのは難しいです。

 

・FT8

・ハムログ

・eQSLやLoTWのセッティング 等々

 

せめて、この程度は『さらっと説明できる』くらいになってほしいものです。

 

ダイビングショップなら、ダイビングツアーを企画しますし、

オートバイショップなら、ツーリングの企画をしますし、

アウトドアショップなら、各種のアウトドア遊びの提案や企画をしています。

 

アマチュア無線に関しては『売ったら、売りっぱなし』が実情です。

 

かといって、Top DXer相手に商売をしようとしても、

そういう人たちの多くが『上級資格持ち』ですから、

大方のことを、自分たちでやってしまいます。

Top DXerが使う無線機は『高価』ですが『需要が希少』なので商売になりません。

 

なんで、ボリュームゾーンの第四級や第三級の『育成』をやらないのでしょう。

 

冒頭に『新聞配達仕様のスーパーカブ』の写真を載せました。

これは、アマチュア無線にしか目がいかない人に対するメッセージです。

 

私が出入りしているオートバイショップは、

ツーリング仕様のオートバイも売っています。

そのような排気量の大きいオートバイが乗れる免許を取ってもらうために、

提携している教習所の紹介なども、フツーにやっています。

 

しかし、そんな『趣味系のお客さんだけ』では商売は成り立ちません。

 

・新聞配達仕様のプレスカブを新聞販売店に台口納車している

・郵政カブのメンテも引き受けている

・取引先の信用金庫の渉外係が乗るカブやベンリィも売ったりメンテもする

 

ホンダがレースに出られていたのは『カブ』をしっかり売ったからです。

 

もちろん、無線ショップも業務無線機を販売していると思います。

しかし、アマチュア無線機も業務無線機も『ただの商品』の扱いです。

好きで、アマチュア無線をやっているショップが、激減しています。

 

せめて、長続きさせるためのコツくらい伝授できるようになってほしいです。

 

無線機やアンテナを売ったあと、

ユーザーは『何を付加価値にしたらいいのか』がわかっていません。

その『付加価値が何か』をショップがわかっていないのですから、

始末に負えないと、私は感じています。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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