●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

★商業施設は無難な暖色がオススメ

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◆カラーリングのお話
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パソコンの普及で『カラー印刷がとても身近になった』
んですね。年賀状を拝見していると、家庭にもカラー
印刷が浸透していることがうかがえます。


とはいえど、インクジェットプリンターで印刷してい
てはチラシなどは、とても追い付きませんよね。さら
に『色』というのは表現に大きな影響を与えますから
注意が必要です。


例えば『飲食店では暖色を使った方がいい』とか、そ
んな『カラーコーディネート』は『専門家』しか言い
ませんね。


私は『基本的に「暖色」をオススメ』しています。
なぜなら、暖色は『わくわくする色』じゃないですか。
いわば『興奮色』なんですね。(寒色は『沈静色』)


ところが、飲食店でブルー系の『寒色』が入ると『な
んだか温かいスープも冷めて感じる』んです。


実際に、蛍光灯の照明で店内も寒色のラーメン店と、
白熱電球の照明で内装も暖色を比較すると、同じよう
なラーメンのスープが『3℃も違うように感じた』と
いう調査結果があるんです。




色には大きく分けて3つの系統があります。




1)暖色系………赤を基調としたデザイン
2)寒色系………青を基調としたデザイン
3)中性色系……緑を基調としたデザイン


ここに『彩度』や『明度』なんかが加わり、わけわか
んなくなります。(詳しくは『その手の本』がたくさ
ん市販されていますから、そちらをご覧ください)


私の考え方は、カラーコーディネーターからお叱りを
受けるかもしれませんが今までの経験値から考えると


1)どんどん集客したい商業施設………………暖色系
2)役場や銀行など『待たせる施設』…………寒色系
3)医療関係……………………………………中性色系


が効果的でオススメです。(寒色は官色…<笑>)


もちろん、周囲のお店などの『色環境』も十分に配慮
すべきことなので『現場を見てみないと一言では言え
ない』ところですが。


ま、目安だと思っておいていただければ幸いです。
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谷口集客技術研究所・谷口肇司(Taniguchi-Tadashi)
jf3tbm@yahoo.co.jp
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