●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

白熱のコミF

コミFについて、議論するサイト?がありまして。

私は思うんですよね。


出力が弱いだの、
スタッフが足りないだの、
金がないだの、


要は『コミュニティFMが全くマーケティングなんかやっていないんじゃないの?』。


勝手な決めつけで『FMはこうあるべき』なんて感覚で『うちは演歌は流さない』とか、
そういう局もあるんだよね、実際に。


別にいいですよ、その会社ごとの考え(といっても所詮は社員の思い込み・・・)が
あるんですから、私は一向に困らない。


テキトーな番組内容で、
県域放送と何ら変わらないかっこいいDJが放送してる・・・。


だったら、コミュニティの意味がないじゃん!!!!!!


今、全国にコミュニティFMは170局あるんですよ。
ということは170の言語(方言)があるとも言えるんですよね。


こちら大阪でも、北河内南河内では言葉が違うし、
京都でも、山を超えて丹波の方に入ればぜんぜん言葉が変わる。


そんなところで、きれいな共通語でどこでも聞けるようなかっこいいDJ番組が
どれだけ必要なのですかね?


わからん!


今のコミュニティFMの制度をばらすとですなぁ、
放送業界の職員の中でも『ベビーブーム』の頃に生まれた人がやたら多いでしょ。
いわゆる『団塊の世代』というやつですわ。


そのまま放置したら、放送局は何もしないけど肩書きだけがついて回る
管理職だらけになっちゃう!
そこで出てきたのが『コミュニティFM』という制度。


ここに行政という『補給路』をくっつけて『第三セクター化』して運営すれば、
団塊世代もまぁまぁテキトーに仕事ができて、食うていける。


隠された大きな理由はこんなもんなんですわ、ホンマ。


そんな状態だから、まともな成功事例もなく(そりゃそうですやん、モデルケースが大阪にある三セク1番局なんですから)、あとに続く局は、開局したのはいいけど、事業計画と決算の数字が全く合わずにひいひい言うてる。でしょ?


コミュニティ(=ここでは地域)FMなんだから、
地域密着なんだよね、ホントは。
だったら、聴取率でも、既存の民放があっと驚くような数字(5〜10%)を取ってなきゃ、
地域密着なんて言葉を使っちゃいけない。ホンマそうやねんで。


要するに、マーケティング能力(たいそうなことせんでもいい。住民の意見をきくだけでもいい)もなく、実行もない・・・。ラジオ局があることすら住民は知らない(あるいは忘れている)。


コミFがショボい最大の原因は、マーケティングをしないから・・・。


原因究明なんか、簡単でしょ。


コミF各局、まずマーケティングだよ。(^_^)V