コミFについて、議論するサイト?がありまして。
私は思うんですよね。
出力が弱いだの、
スタッフが足りないだの、
金がないだの、
要は『コミュニティFMが全くマーケティングなんかやっていないんじゃないの?』。
勝手な決めつけで『FMはこうあるべき』なんて感覚で『うちは演歌は流さない』とか、
そういう局もあるんだよね、実際に。
別にいいですよ、その会社ごとの考え(といっても所詮は社員の思い込み・・・)が
あるんですから、私は一向に困らない。
テキトーな番組内容で、
県域放送と何ら変わらないかっこいいDJが放送してる・・・。
だったら、コミュニティの意味がないじゃん!!!!!!
今、全国にコミュニティFMは170局あるんですよ。
ということは170の言語(方言)があるとも言えるんですよね。
こちら大阪でも、北河内と南河内では言葉が違うし、
京都でも、山を超えて丹波の方に入ればぜんぜん言葉が変わる。
そんなところで、きれいな共通語でどこでも聞けるようなかっこいいDJ番組が
どれだけ必要なのですかね?
わからん!
今のコミュニティFMの制度をばらすとですなぁ、
放送業界の職員の中でも『ベビーブーム』の頃に生まれた人がやたら多いでしょ。
いわゆる『団塊の世代』というやつですわ。
そのまま放置したら、放送局は何もしないけど肩書きだけがついて回る
管理職だらけになっちゃう!
そこで出てきたのが『コミュニティFM』という制度。
ここに行政という『補給路』をくっつけて『第三セクター化』して運営すれば、
団塊世代もまぁまぁテキトーに仕事ができて、食うていける。
隠された大きな理由はこんなもんなんですわ、ホンマ。
そんな状態だから、まともな成功事例もなく(そりゃそうですやん、モデルケースが大阪にある三セク1番局なんですから)、あとに続く局は、開局したのはいいけど、事業計画と決算の数字が全く合わずにひいひい言うてる。でしょ?
コミュニティ(=ここでは地域)FMなんだから、
地域密着なんだよね、ホントは。
だったら、聴取率でも、既存の民放があっと驚くような数字(5〜10%)を取ってなきゃ、
地域密着なんて言葉を使っちゃいけない。ホンマそうやねんで。
要するに、マーケティング能力(たいそうなことせんでもいい。住民の意見をきくだけでもいい)もなく、実行もない・・・。ラジオ局があることすら住民は知らない(あるいは忘れている)。
コミFがショボい最大の原因は、マーケティングをしないから・・・。
原因究明なんか、簡単でしょ。
コミF各局、まずマーケティングだよ。(^_^)V