●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

★包括的マーケティングって何やねん?

デジタル放送の前途を正当化するかのごとく『包括的マーケティング』なるものが発表されているらしい。で、マーケティングをどないして『包括』するのか・・・これがよくわからない。加えて、放送業界にマーケティングなるものをどれだけの人が実践できるのかも、はなはだ疑問だ。そもそもマーケティング活動とは『現場を見てこい』『売り場を見てこい』『商品見てこい』『苦情を聞け』である。そこで『潜在ニーズ』なんぞを見つけて、従来製品ならば『売り方』を変えるなどして市場占有率を拡大していくものだ。従来製品で太刀打ちできなければ新商品を投入することもある。世の中で市場占有率が上がらない一番多くの原因は『売り方が悪いこと』に他ならない。放送局自体が何百局とあって、すでに飽和状態の中であり、加えて各局それぞれに『企業』である。それをどうやって『包括』するのか・・・?。単純に考えれば、鶴の一声で何でも動く『NHK』くらいしか『包括的マーケティング』なんて不可能ではないか?


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◆お寒い限りのデジタル放送と3セクコミュニティFM
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久しぶりにコミュニティFMの収益事業について書いて
みようと思う。なぜ書く気になったかというと『書い
てほしい』というリクエストメールを頂いたからだ。




私の高飛車な表現はお許しいただきたい




最近はNHK第1放送以外、ほとんどラジオを聞かなくな
った。大手の民放も、近所のコミュニティFMも自分の
感性にほとんど合わないと感じるようになったからだ。




はっきり言えば、くだらない番組ばかりだ




私の行動範囲で聞こえる近所のコミFといえば、全て
『お役所絡みの第3セクター』ですわ。例によって例
のごとく、朝から晩までのべつまくなし『リクエス
くださいメッセージください』のオンパレード。




いつもどおり『ヘビーリスナー』が牛耳っている




世の中には『いろんな階層』の人がいる。その一部し
か相手にできないような番組は、聞いていても退屈す
るだけで『時間の無駄』である。遠くの民間系は聞こ
えないからよくわからない。




とにかく近所の3セクはつまらない番組ばかりだ




とはいえ、聞いていてもくだらないとぼやいていても
仕方ない。近所の3セクコミFとて『広告収入が激減
している』と聞く。ならば『別の収入源』を探セバ?。




番組を2次利用して販売したらどうか?




詳しいことは差し控えるが、ラジオなんてのは流れた
らそれでおしまい。テレビみたくテープに録ってまで
聞こうという人はほとんどいない。全体の流れでは、
つまらない・くだらない・しょ〜もない『3ない番組』
でも、じっくり聞いていると、中には『きらっ』と光
るコーナーがあったりする。




そこだけ集めて本にするなりして売ればいい




コミFは、言うまでもなく『スキマ産業』で役所がバ
ックについていようと、所詮は『零細企業』。(その
うち役所も『財政再建団体』に転落して、3セクから
手を引く計画になっておる。たぶん平成19年度から
その動きになる)日本の99%を占める零細企業であ
るのに、大企業やマスコミと同様の動きをして儲かる
わけがなかろう。頭を使え!金をかけずに知恵絞れ。
http://d.hatena.ne.jp/jf3tbm/20050527




1億円儲けてくださいプロジェクト




こっちはこんなふざけたネーミングでプロジェクトを
展開している。焦点は『ものづくり産業支援』である。
現状より粗利益で1億円を加えるための企画だ。その
中からフィー・バックをいただく。




単純な企画だが、全国どこでもできるプロジェクトだ




放送業界では『デジタル放送』に目が向いて、それを
正当化するために『包括的マーケティング』とか言っ
てるが『包括的マーケティング』って一体何やねん?




そんなマーケティングはたぶん『ドボン』すると思う




マーケティングの基本は『町』という『市場の現場』
を見ることだ。そう『テーマ』を持って町を見ること
売場を見て『何かに着眼』すれば道は開く。(『何か』
とは『タダブログ』では教えられませんなぁ〜。知り
たい方には個別でメール対応しております)今の状態
のデジタル放送の構想は『本当のマーケティング』か
ら相当に乖離しているのではないか。ほとんど子供騙
しの世界に思える。もうひとつ付け加えるならば……




コミュニティFMの構想とて民放退職者の受け皿対策




コミュニティ自体が何たるやわかっていない連中が、
コミュニティを対象にした放送で儲かるわけがなかろ
う。豆腐の角で頭をぶつけて出直してこい。




ゴミ箱と踏み台、略して『ゴミF』(笑)




結局は箸にも棒にもひっかからない安モンのタレント
連中が、ゴミ箱行きの瀬戸際で3セクコミFでしゃべ
るか、これから民放なんかのマス媒体にのし上がって
いくための登竜門として3セクコミFでしゃべるか。
それが『3セクコミFの実情(北韓の実情とちゃうで)』
である。たぶん『デジタル放送』も似たようなものに
なると関係専門家はコメントしている。
(南無ぅ〜m(_・_)m)




明日は、2007年問題について述べます




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谷口集客技術研究所・谷口肇司(Taniguchi-Tadashi)
jf3tbm@yahoo.co.jp
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