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◆新卒営業時代の思い出
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私は高等学校を卒業して、すぐに自動車会社に入社し
ました。ついこの間まで高校生だったのが、スーツを
着て車のセールスをするのですから、大変です。
今でこそ『レガシイ』なんて『よく売れる車』があり
ますが、当時は『レオーネ・レックス・サンバー』と
いう３種類の車種展開しかない『スバル』の販売会社
にいたのです。（▼京都スバルのホームページ）
http://www.bell.ne.jp/kysubaru/FILES/recruit.html
新人研修なんて形式だけで『実践研修部』という部署
に配属されて（いわゆるＯＪＴ：オン・ザ・ジョブ・
トレーニング）『仕事とは！』を叩き込まれるのです。
営業の仕事といっても、全くの駆け出しですから訳が
わかりませんよね。
そうこうしているうちに『業販部』という部署の配属
が決まりました。業販というのは『業者販売』の略で
簡単に言えば『修理屋さん担当』なんです。
とにかく『軒数を回ること』が仕事で、修理屋さんへ
訪問しては『カタログ整理』や『査定の立会い』『車
庫証明の申請』などなど・・・まぁ『雑務』です。
でも、時間がたつとだんだんいろんなことを覚えるん
ですよね。
カタログ整理では、他銘柄の車のカタログは目立たな
いところに隠す（笑）、雪が降りそうな時期が近づい
たら、修理屋さんが頼みもしないのに『４駆の軽トラ
持ってきたんで置いといてください』（修理屋さんは
『んなもん、邪魔やから乗って帰れ』と怒る……）と
無理矢理、展示車を押し付ける・・・(^_^)V。
業者さんは、なんだかんだ言っても『まぁ、置いとけ
や。そのうち売れるやろ・・・』と言いつつ、翌日に
なれば『あの４駆のトラック売れたから、注文書を取
りに来いや』と電話をくれるんです。
よく『営業は難しい・・・』という声を聞きますが、
それは『コツ』をつかんでいないだけじゃないでしょ
うか。
まずは『人間関係を構築すること』
さらに『かゆいところに手が届くサービスを提供』
そして『アフターフォローをしっかりとする』
それだけのことなんです。
営業の経験が少ないと『すぐにクロージング』してし
まうでしょ。それがいけない。そんなことをしたら、
せっかく相手もその気になっていたのに『興醒め』。
クロージングしなくてもクロージングしちゃう方法は、
相手より１〜２歩だけ先にいることなんです。
でも自分の視点は『１００歩くらい先を見ておくこと』
これで『戦略』が立てられますでしょ。
私は、こんないい経験をさせていただいて、もらった
ボーナスなんかを注ぎ込んで、デザインの専門学校に
入学し、広告の世界へ転身しました。
▲つらいこともあったけれど、たくさんのいい経験をさせていただいた。
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▼さぁ〜現在の日本国全体の財政赤字はいくらかな？
http://ueno.cool.ne.jp/gakuten/network/fin.html
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谷口集客技術研究所・谷口肇司（Taniguchi-Tadashi）
jf3tbm@yahoo.co.jp
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