【写真：借金ふえたかて市議会で先送りしたらええ・・・信託期間中に破綻したフェスティバルゲート。運営している人たちは集客の素人だった・・・http://d.hatena.ne.jp/jf3tbm/20050218】
うちの近所にも、大型のインテリア用品店が夏前にオープンする予定です。すでにゴールデンウィーク時期には建物はほぼ完成していました。やっぱり駐車場を１,０００台くらい確保するような大規模商業施設は、周到に準備してオープンしないといけないんですねぇ・・・。とかく、直近の売上に気を取られがちで研修とマニュアルで何とかスタートできるものの、オープンしてみないと何が起きるかわからないのが現実。慣れないオペレーションでスタートするとクレームの嵐が巻き起こるのは必至ですね。まだ、クレームとして顕在化するものはいいとして、ほとんどが『不満』として持ち帰られ、店の外で『悪いウワサ』として流れ出します。こうなるとリピート確保が難しくなりますから年間の売上計画が大きく狂うことにもなりまねません。直近の売上は見送って、半年から１年分の資金的余力を持ってオープンするのが理想ですね。
出題は、http://d.hatena.ne.jp/jf3tbm/20050611をご覧ください。
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◆クイズの答えをやりながら考えましょう♪
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私の答えは『Ｃ』です。
どうして『Ｃ：ゴールデンウィークが終わり、６月に
入った頃』を『正解に位置付けたのか』をお話します。
ふつうだと・・・
一番集客できるゴールデンウィークに間に合わせるの
が、マーケティング戦略的には一番いいんじゃない？。
６月なんて、だいたい人が集まらないじゃない？
そんな声が聞こえてきそう〜♪
そうですよね。愛知万博も３月にオープンしましたし
普通だと、みんなそういう時にオープンしますよね。
ゴールデンウィークの前や、夏休み前など、
人がたくさん動く時期にオープンしがちです。
サラリーマン時代の得意先で苦い経験があります
実際、私（たにぐち）が、駆け出しの制作マンだった
ころに関わった北陸の日帰り温浴施設もそういう時期
に大々的にプロモーションしてオープンしてました。
広告は大成功でした♪
スタッフの慣れないオペレーションで苦情の嵐・・・
集客施設は、実際にオープンしてみないと何が起きる
かわかりません。例えば、駐車場の問題など案外忘れ
られています。入場するために周辺道路が大渋滞を起
こし近隣へ大きな迷惑をかける・・・これはよくある
話です。オペレーションも研修やマニュアルである程
度体系化できますが、アルバイトの体が慣れるには時
間もかかり、オープンしてすぐにＧＷを迎えパニック
になるとリピートが望めなくなります。
ＧＷの１０日間の売上など年間で均せばしれている
今やっている『愛知万博』は３／２５〜９／２５が開
催期間です。約１ヶ月後にゴールデンウィークを迎え
ます。１ヶ月で、叩き込んで５月の連休で夏休みシー
ズンのシュミレーションをして、クレームを改善して
７・８月で一気に稼ぎ倒して、余韻を残して９月末で
終了するんですねぇ。
博覧会などはいわば売り逃げのイベントですもんね♪
【つづく】
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谷口集客技術研究所・谷口肇司（Taniguchi-Tadashi）
jf3tbm@yahoo.co.jp
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