●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●唯一生き残るのは『変化できるもの』である

jf3tbm2008-01-30

【ある会社を訪問し、感じたこと『30年ほど前と何ら変化していない!』。世の中がこんなに劇的に変化しているのに、その変化に気づいていない…。今は『なんとなくやれている会社』の社長以下社員はみんなこうも変化しないのか…という現場を見て、地球生物進化の歴史は『絶滅のくり返し』を思い出した】


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●NHKスペシャ
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数年前にNHKが半年かけてやっていた、
『NHKスペシャル』の再放送7本を、
5日間連続でやっていたのを、
見られた方はいらっしゃいますか?


46億年前に地球ができて、
現在までの生物進化の歴史を、
『わかりやすく』伝えていました。


ふと感じたのは、
『これって、このまま今のビジネスに置き換えられる』と、
思ったんです。


生物進化の歴史ってのは『絶滅』の歴史だったんですね。
基本的に生き残っているのは、その時代の『弱者』なんですねぇ。


強いモノに、脅えて暮らしていた弱いモノが、
生き残るために、
進化しているんです。


たとえば、
魚が手足と肺をもって、
陸にあがり、両生類に進化したのも、
恐竜が全盛期の頃に、
恐竜の影に脅えていたわれわれの祖先が、
自分の子供を自分のお腹で育ててから産むという進化も、


進化しなければ、
『生き残っていけなかった』ということなんです。


それぞれの時代の地球を支配していた生物は、
『進化』する必要がなかったということ。
でも、言いかえると『進化』するチャンスもなかったってこと。


そしてその地位に君臨しているだけだと、
状況が変わって、その環境に対応できなくなって…………………。




必ず、大滅亡になるのです。




一匹残らず『絶滅』しちゃうんですよ。




ね、これって今のビジネス環境に酷似していると思いませんか?




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●時代は大きく変化している…だから『大変』な時代
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ビジネスの環境が劇的に変わっているのにもかかわらず、
昔のままの方法やノウハウで、
今まで通りの意識でビジネスをやっていると、
気づかないうちに『絶滅』の道をたどっているんです。




そういうことになっていませんか?




・大量生産、大量消費時代の終焉
・需要が少なく、供給が多い
・消費者の個性化
・マニュアルから、パーソナルへ
・インターネットの日常化
・流通の変化
・駅前立地の幻想
・マスマーケットから個へ
・量から質へ


ちょっと思いつくだけでも、
こんなに変化している。
ビジネス(商売)の環境が変わっているんです。






なのに『経営者の意識』が変わっていない。






市場規模拡大(シェア)だけを追求し、
あたかも『市場』が無限であるような『幻想』を抱いた現代人。


某大手スーパー『D社』もあんなことになりました。


巨大すぎて『進化』できなかったいい例でしょう。


それに比べ、ついこの前まで寂れていた『商店街』が、
少しずつ活気を戻しています。
今の環境に適応しているんですね。



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●商売繁盛のキーワード…………………………関係性
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商売繁盛のキーワードとは、
お客さんとお店の関係性づくりが大事。


高齢者の方々が増える中、
商店街は人と人の『つながり』が、
暖かいですよね。




スーパーだと、お惣菜だって多すぎるんです。




多くの高齢者は、
『美味しいものを、少しだけいただきたい』と思っています。




高齢者だけじゃなくオトナの独身女性だって、そう。




『美味しいものを食べるのって、とてもしあわせを感
じるでしょ。1日に3食しか食べないんだから、
1食1食が、とても大切だよ』という人もいます。




そうなんです




1、美味しいものを
2、少しずつ
3、多種類




世の中そういう傾向になっていますね。




これをみても、
『安売りスーパー』と地元密着の対面販売の『個人の店』どっちが有利か?




ねっ、進化しなけりゃダメでしょ。




あの歴史的博物学ダーウィンさんも言っている。




『最も強いものが生き残るのではなく、
 最も賢いものが生き延びるわけではない。
 唯一生き残るのは『変化できるものである』
 <チャールズ・ダーゥイン『種の起源』より>


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