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●余暇活動で『芸を磨く』


【写真:この人も強固なリーダーだ。好きにはなれないが・・・】


社会人のスキルとしての『芸』を考えてみる。


簡単に『芸』と書いたが芝居の余興ではなく、
スキルとしてのリーダーシップにつながることを考えたい。
でも大学生が就職活動で役立つようなリーダーシップの話ではない。
まぁ、役に立たないこともないと思うのだが、
『サークルでリーダーをやってました』
『安保反対の活動やってました』っていう自己PRが、
『就活で裏目に出る』こともある。


ホントだよ


実際、企業の採用担当からすれば、
『右も左もわからんヤツが何を言ってやがる』
『安保反対って、アイツは入社前からクミアイかアカか』と、
了見の狭い連中も多いのだ。


就活は人生を左右するので専門家に聞いてほしい


でね、年々、社会に出る年齢が上になっている


・昔─────15歳
・50年前──18歳
・30年前──20〜22歳
・現在────22歳〜


会社でいろいろ下積みをして・・・という、
『丁稚(でっち)奉公』の時代ではなく、
言われたことを従順に的確にこなす即戦力になりうる、
『地頭(じあたま)』のいい人材が求められている。


従順で地頭がいい総合職・・・だから4大卒という構図になっている


会社に入ってから8年目の30歳くらいで、
『リーダーシップ』に気づいても『遅い』のかも知れない。
また、リーダーを育てる余裕が会社にもなく、
年齢がきたら『テキトー』に役職や資格を与えて、
お茶を濁しているのが今の日本企業の姿と言っても過言じゃない。


こんなところでリーダーシップを磨ける方が場違いだ


社会人がリーダーシップを磨く場としては、
まずは余暇活動に参加して『得意分野』を見つけるのが早道だろう。
特に30歳までの人は『いろんな経験』をして、
得意なこと不得手なことを見極める訓練が大事だ。
30歳を超えたら40歳までに、
見極めた得意分野を伸ばすことだと思う。
40歳を過ぎたら『その分野でトップ』を目指す。
50歳を過ぎたら『後継者育成』だ。


そういう点では私などは後継者育成の立場に入ってきた


もっとも今は『これ』ということをしていないから、
自分の言葉で『落書きブログ』を通じて、
飽きずに読んでいただいている読者に役立ててほしいと思っている。


余暇活動も本業に必ず活かせる


余暇活動と一言で言っているが、
できれば『チームプレー』が求められる活動がいいと思う。
もちろん個人の余暇時間のことなので、
自分一人で楽しむ趣味もあるが、
それはそれで大事に続けていければ、
いい人生を過ごせると考えている。


今の時代は先が見えないのだ


どれが本業でどこからが副業かの垣根も低くなっている。
春に『ソニー』の『美濃加茂工場』が閉鎖された。
まもなく門真にあるパナソニックの一部の事業所が閉鎖される。
すでに大東市にあるパナソニックの事業部の建物の半分は取り壊された。
三洋電機があった『白物家電工場』は京セラに変わり、
シャープも再度『大規模な人員削減』を行う。
何が起こるかわからない。


半年後にタクシーを運転している・・・かも知れない


自分自身の経験から、
カネでつながっていた人脈はカネの切れ目で見事に切れた。
カネの切れ目は縁の切れ目・・・というヤツだ。


まずは『利害関係がない人脈』構築が本当に大事だ


そのためには『余暇活動』に参画して、
困難な目的にも多くの仲間で乗り越える力量を鍛える。
いろんな人間の集まりに参加してきたが、
摩擦を恐れない強い組織が強固なつながりを作る。


いなくてはならない人になる


漠然とした話ばかりで申し訳ないのだが、
その組織で『いなくてはならない存在の人』になっていれば、
その人が『勤務先がなくなる』という事態に陥っても、
必ず『ならば、こういう会社があるよ』という紹介もある。
なぜならば『いなくてはならない人材が欠けると組織は困るから』だ。
逆に言えば『仕方ないね』で済む組織なら、
所属していてもただの趣味活動でしかない。
残念ながらリーダーシップは磨かれないのだ。


最初は『分野は何でもいい』と思う


もっと言えば『その組織のリーダー』は、
メンバーそれぞれの適性を見抜く力量が大事だ。
立ち上げ当初は『あれもしたい、これもしたい』と欲が出るが、
最初の3年間は『やりたいことを辛抱する』のだ。
やりたいことは強固な組織ができればいくらでも展開できる。
軟弱な組織ほど『人材が足りない』と頭数の責にする。


最初の3年は目的がぶれないようにエゴになってもいい


それくらいの思い切りがないと、
強固な組織は構築できない。
あまり歓迎されたことではないが、
安倍内閣が安保法案をゴリ押しで通したのは、
安全を守るというのは建前だろう。
本音は『経済の立て直し』という目的のために、
アメリカの傭兵として後方から自衛隊を通じ、
『軍需品を納品すること』だと思っている。


ある意味『死の商人のトップリーダー』なのだろう


実際に近隣の企業では防衛省からの受注増で、
決算賞与の見込みがある会社もあるくらいだ。
自分が関わっている仕事が機関銃の部品製造で給料が出て、
休日には『安保法案反対集会』に出向くという、
非常に『いびつな構造』も一部にはあるのが実情なのかも知れない。


安保法案は有難くないが安倍首相のリーダーシップは参考になる


誰でも戦争は嫌だしやってはならん愚かなことだ。
これは日本人は先の戦争で学習している。
実際、大手家電がグローバル化の波に押されて、
多くの失業者が出ているのも実情だ。


安保法案が通れば兵役復活を懸念する声も多いが、
素人に軍事教練をやるほど自衛隊もヒマではない。
精密戦でややこしい時代だから、
私が以前に『ちゃらけて書いたようなニートの雇用対策』に、
兵役が導入されることはないと思う。
しかし軍需品産業のニーズが増えれば、
後方から支えていく製造分野も活性化するから、
ニート・フリーターの雇用対策になるかもわからん。


だから『あながち、間違いではない』だろう


どんな時代もリーダーってのは『人気商売』では務まらない。
余暇活動で独裁政権だと誰もついてこないが、
目的をぶれずに人材育成に励むのはリーダーにとって大事な仕事だ。


なんか支離滅裂だが・・・


話しがあちこちに飛んで申し訳ないが、
持ち合わせていると助かるスキルは、
やはりリーダーシップなんだと思っている。
今日のエントリーはこれで締めたい。


昔から『芸は身を助ける』というではないか・・・?


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