●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●スマホ・ネグレクト。

休日に外食した。目に入ってきたのは、幼児と乳児を連れた若夫婦。見ていて腹が立ったのは、子供をほったらかしにして、この若夫婦は食事中『ずーーっと、スマホいじり』をしていた。ときどき『LINE』の着信音が入り、またスマホを触る。乳児は寝ていたが、幼児の方は『ママー、ママー』と泣き叫ぶ。こんな光景は外食屋に限らず、電車の中でも見かけるし、タクシーの中でも『こういう親』がときどき乗り込んでくる。子育て中は子育て優先が放置され、まさに『スマホ育児放棄』だ。こんなヤツらが子育てをしているようじゃあ、この先、日本はさらに劣化していくだろう。



【写真:親の役目は将来にわたって幸せになる力を子供につけさせることではないか】


子供時代に『いい子供』として育てられても将来の幸せは別物だ。


1、住居費
2、教育費
3、各種保険料


この3つが『家計の3大経費』になっている。


マスメディアを使って不動産屋が、
何とか『新築を売ろう』と映像を垂れ流す。


冷静に見たら借金地獄のキップで映像は『茶番劇』だ。


吹き抜けの高い天井と、
広々としたフローリングのリビングに、
クソでかい液晶テレビと、
掃除の邪魔になるソファーが『でん!』と居座る。
カウンターキッチンから奥さんがにこやかに話しかける。


これが『幸せな絵』と刷り込まれている。


この幸せのために『いい学校を出ていい会社に入れ』と厳しく育てる。
子供の頃には『おカネの貸し借りはいけません』と言いながら、
自分らの自己満足と銀行を儲けさせるために、
大人になったら『おカネを借りてマンションやら家を買う』。
世の中の『矛盾』を『汚いもの』とフタをして、
小学校に上がった途端『競争』や『消耗戦』に放り込む。


何かの拍子に『引きこもる要素』が潜んでいる。


今の時代、物心がつき始めたころには、
親がスマホでLINEやfacebookなどのSNSに興じる。
当然、ある程度の学年になったらスマホを与える。


副作用を知らない劇薬を渡している。


親がスマホの『中毒』で『依存症』になって感覚がマヒしている。
カネをかけて『情操教育』などと言っているが、
そんなものは親のマスターベーションに過ぎない。
さらに子育てをスマホ任せにしているバカ親も増えてきた。


カネをドブに流すか、業者を儲けさせているだけだ。


本来、家庭は『安堵の場所』であり『我が陣地』だ。
だが、現状は『住宅ローン』に追われ、
亭主は『♪今日も接待、うぃ〜』と酔っぱらって帰ってくる。
住宅ローンや教育費、保険料、車のローンなどが重くのしかかり、
タクシー代を運転手に値切ってきたりする。


これが、一般教養を身につけたはずの大卒社会人のやることか・・・?


こういうことをする人の『親』は、
自分の子供に『大卒で親の役目終了』と思っている。
そうでなければ『公共交通機関の料金を値切る』など、
破廉恥なことをやるはずがない。


子育てで大事なのは・・・


この先、子供が30歳、40歳、50歳になっても、
将来にわたって幸福を得られる術を教えることだ。
終身雇用が崩壊した昨今に『いい学校を出ていい会社に入る』とは、
全く時代の流れが読めていない。


大卒が活きるのは『新卒での就職のとき』が最大に価値が上がる。


その後は『どこ卒』だろうが『本人の知恵』による。
活かせられるも活かせられないも『本人次第』である。
いつの時代も、いい会社に入ったとしても、
何かの不祥事でハゲ頭を下げて『二度と起こしません』と謝罪する場合もある。


これが、果たして幸福と言えるのか?


かといって『ぱっぱか、ぱっぱか、職を変える』のも考え物だ。
もちろん、自分に合わない会社なら転職も独立もいい。
その前に、親が『常に、つぶしの効く、ナニナニ』ということも、
未成年の時期に『きちんと教えておく』のが肝要だ。


つぶしが効くまでいかなくとも・・・


自分にとっての『安全基地』を『最低は3か所作る』のも大事だ。
こういうことを、きちんと親に教えられた人は本当に激減している。
子育ては奥さん任せ、教育は学校や塾任せ・・・。


家庭で『いい子を演じる』が反動で学校やSNSで暴発する。


それを『学校に問題がある』と自分らのことを棚に上げて、
モンスタークレーマーに豹変する。
成績や経済偏重も『もう、そろそろ、どうにかせいや』と感じる。


気がつけば、我が子がLINEでいじめられている。


不幸にして、青森で13歳の将来ある子供が鉄道自殺を図った。
こういう痛ましい事件を聞くたびに、心が痛む。


将来の日本が今以上に劣化しないことを願うばかりだ。


ほんまかいな・・・


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