書店や文具売り場に、来年度の手帳が並び始めた。この２年間は『モレスキン』のぱちもんの『ダイスキン（ダイソー謹製）』と、コクヨのキャンパスノートA6判を使ってきたのだが、従来のシステム手帳に戻そうかどうか、少し迷っている。
【写真：全て、一長一短があり『理想の手帳』ってのはない】
基本的に『金運手帳』のような『企画モノ』は使わない。
まぁ、それなりに『よくできている』とは思うのだが、
たかがスケジュールの備忘録に家計簿機能や、
夢や計画を書いて『格言』やら『金言』の付加価値をつけているに過ぎない。
私の場合、散らかった情報をまとめたり入れ替えたりするのが手帳の役目。
この視点で見れば『ミニ６穴』のシステム手帳が最適なのだが、
最近は老眼が進んできたので『ミニサイズ』が目にこたえる。
こんな事情から『ダイスキン＋コクヨA6』でしのいできた。
コクヨのキャンパスノートA6判を併用する理由は・・・
ダイスキンのメモ欄では全く足りないからだ。
コクヨA6でも年間８冊使っている。
一冊で９６ページ使えるから、
ざっと約８００ページほどのメモを取ったことになる。
『私はこんなにメモを取っている』と自慢したいのではない。
メモをしないと気が済まないのと『モノ忘れ』が激しいからだ。
また、会社員時代に『メモを取れ』を叩きこまれたクセが抜けず、
特に、会議や打ち合わせなどに『手ぶら』で臨むなどご法度だった。
そんな習慣が身についてしまい、
タクシー乗りになっても『本と手帳』は『ないと不安』だ。
本と手帳がなくても不自由はないはずなのだが・・・。
さて、ダイスキン＋コクヨA6は『背綴じ』なので、
情報の入れ替えはやりにくい。
まぁ、広告屋時代ならともかく、
今は、ただのタクシー乗りだから、
ちょっとした思いつきや読書メモの程度なら、
現状でも十分ではあるが・・・。
また『ダイスキン＋コクヨ＋ミニ６穴』はかさばる。
こういう使い方をすると、
『どこに何を書いたかわからなくなる』のが必至。
だいたい、情報ってのは『浮かんで消えたり散らかったりするもの』。
書きとめるだけなら、現状で十分なのだが。
システム手帳は『自分でカスタマイズ』するから、
威力が発揮できる。
もっとも、システム手帳のノーハウもコクヨに織り込んでいる。
でも、入れ替え自由なのも魅力なのだ。
システム手帳は『ただのバインダー手帳』ではない。
遊びの要素を考えると『大人の知的玩具』だと思う。
いろんなリフィルも市販されているし、
こいつらに振り回されるのも、
また楽しい面もある。
今、またシステム手帳がブームの兆しだ。
バインダーだけで『ン万円』の豪華なのも出てきた。
ニュースでは『金融機関が不動産関連への融資を積極的に・・・』とか言っている。
こういう流れは『また、不動産バブル』の傾向だし、
豪華バインダーは『私、セレブよ』って感じを醸し出している。
持ち物でセレブに見せたいのは『コンプレックスの裏返し』だと思っている。
来年度に、どんな手帳を使うかは、
年末までに決めればいいことなので、
深くは考えていないが、
私にとっては『毎年、迷う季節』なのである。
ひとつ言えるのは『シンプルがいい』。
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※知的刺激の材料として活用いただくために、
あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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