●OTA(On The Air)

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ネイチャークラブNPOを脱退して、やっと3か月である。思い返してみれば、一昨年くらいから『息苦しさ』を感じていた。連絡事項は『すべて、Facebookで行う』し、意見すれば『Facebookをやらないのは勝手だが、情報が入らないだけですよ』と『高飛車』な対応に辟易した。だが、ネイチャークラブNPOに限らず、『閉鎖的な仮想空間で盛り上がる』のは、本来、人間がいろんな人と持つ『多様性』を損なうのではないかと、SNS全般に危惧してしまうのである。



【写真:閉鎖空間では『同調圧力』がかかる】


ブログの最新記事をFacebookにリンクをしなくなって、
早や、一か月が経過した。
これで、用事のあるときのみFacebookにログインするようになり、
自分の時間、睡眠時間、仕事時間が回復できたのは、
少し前に書いたところだ。


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SNSは、使い方が『案外、難しい』ものだ。
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安易に『友達になりましょう』という申請が届く。


まぁ、その相手が気に食わなければ、
友達申請を却下すればいい。
一旦、友達になっても『イヤになった』時点で、
クリックひとつで『関係を断てる』のもSNSの特徴。


その結果は・・・。


自分にとって『不愉快なことは言わない人が集まりやすい』のである。
誰でも、自分に不愉快なことを言われれば気分が悪いのはわかる。
私も、そんなことは『重々承知で、不快なことを書いている』のだ。


不協和音が少ない快適な空間で、不協和音を排除する。


快適な空間にいると『こころの弾力性が衰える』。
実社会には、いろんな人がいる。
私らのような『一般旅客運送事業者』は、
それこそ『変な人』『イヤな人』も『お客さま』として扱う。
運送約款に抵触する場合を除いて『車から引きずりおろす』ことはない。


目的地までの道中、どこかで『必ず、折り合いをつけている』。


SNSのような閉鎖された仮想空間で『充実ぶり』を発揮しても、
実社会で『頭をガツンと殴られたような衝撃』には、
仮想空間で『いきっている人』は適応できなくなる。
そんな人が、急増しているのである。


似たような人の集まりは『均質化』で刺激がない。


LINEやFacebookは手軽な情報伝達手段かも知れないが、
人間関係、思考、価値観が『硬直化』しやすい。
そんな見方をすればSNSの取り扱いは案外難しい。


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◆実社会で、不協和音を積極的に残すことが大事
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永遠の友達など、いない。


身内同士で結束しても、
何かの拍子に『ほころび』が起きるのが人間関係である。
似たような人が集まると『閉鎖的な態度』に向く。


多様性に慣れるには・・・。


いろんな人がいた方がいいのである。
身内意識が強ければ強いほど『均質性』は高まるが、
その反面、コミュニティーの弾力性が失われる。


人間関係のコミュニティを『3か所以上』に属する。


できれば、所属コミュニティは多い方がいい。
複数の人間関係が機能していれば、
ひとつのコミュニティで不具合が生じても、
他のコミュニティで補完もできるし、
自分の存在を発揮できて落ち込み度は低いのである。


複数に所属すると、心が軽くなる。


まぁ、あんまり多くのコミュニティに所属すると、
どっちつかずになるから『程度の問題』だが、
ある程度、人間関係の『あしらい』ができるようになれば、
必要以上に深入りをしなくて済むから気持ちが軽くて済む。


『これだ!、これしかない!』という思い込みが危険なのだ。


この関係性から外れると『居場所』がなくなるから死守する。
コミュニティを立ち上げるときも『これだ!』と、
安易に決めてしまうと『何か問題が起きたとき』に、
もともと持っていた『潜在的不安』『恐怖感』が息苦しくさせる。


仕事にしても同じことが言える。


多くの人は『今の仕事を失ったら絶望だ』と思うだろう。
だが、今の日本で生活する限り、
たかが仕事くらいで絶望するほど悲観的になることはない。
逆に、楽観的にいるためにも『同業他社』とも仲良くしておけば、
いざ、というときに『力を貸してもらえることが往々にしてある』。
あるいは『よかったら、ぜひ、うちの会社に来てくれ』と、
思わぬオファーがかかることもある。


実社会では、普段から、襟を正してきちんとやっていたらいい。


見る人は見てくれている。
長い人生で、何が起きるか・・・などわからない。


・健康問題
・生活問題
・経済問題


この3つが『自殺動機の70%』を超えるのだ。


逆に言えば、いろんなコミュニティに所属していれば、
健康問題、生活問題、経済問題に長けた人は必ずいる。
むしろ、閉鎖的な空間にこもっていると、
人生を左右する『三大問題』を相談することも難しい。


事実、一昨年、ネイチャークラブNPOに関係する人が命を絶った。


まぁ、この訃報を聞いたころから、
この集団は息苦しく、閉鎖的で、同調圧力が強いと感じるようになった。
何かの拍子で、世界観や価値観が一変することもある。
自信を失って、自暴自棄になってしまい悲惨な結末を迎える。


こうなっては、元も子もない。


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◆生き心地のよいつながりって何だろう。
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とにかく、息苦しさを取り除くことである。


・いろんな人がいた方がいい
・人物本位でつきあう
・『どうせ、自分なんか』と考えない
・悩みは、ぶちまけろ(相談なんてあまっちょろい)
・ゆるく、つながる


複数のコミュニティに所属するのは、
人間関係の硬直化を『予防』できるのである。


あなたは、心地よい『つながり』を持っていますか?


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▼ちきりんの日記▼
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/
★なかなか、鋭い視点で、勉強になるよ★
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 あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
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