●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●アナログなブランドづくり。

かつて、いろんな町のブランドづくりの仕事に関わった。そこで、必ず登場するツールが『本づくり』つまり『出版』である。多くの大学教授も、ある程度の経験値を積まれると『論文』がたくさん出される。当然、ゼミなんかで論文を資料として配布されたりするのだが、そこそこ有名どころの教授は『論文を出版化』される。その出版物を『学生に購入してもらうこと』で、ゼミ用の資料作りも簡略化でき、また『出版物』は『副読本』として『購入してもらえる』ので『教授の腹は痛まない』。さらに、何かメディアに出られるときには『〇〇大学教授の〇〇先生で著書には△△論が・・・』と紹介される。うまくやれば『凡人も有名人になれるチャンスにもつながる』のが『出版』でもある。いわば、出版物が出せると『先生』になり『ブランド価値が上がる』という仕掛けだ。



【写真:私が少し関わった出版物の一例】


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◆手始めに、小冊子を作ってみては・・・。
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会社は『会社案内』なんかを作ったりしている。


だが、ほとんどが『自慢話』に終始して、
中身のコピーも『他者の追随を許さない、云々・・・』と、
なんだか歯が浮くような内容だ。


これでは、企業のブランド価値を上げるには程遠い。


だが、会社案内など、たかが8ページから16ページ程度で、
制作費は『べらぼうにかかる』のが実情だ。
その理由は『デザイン制作』に凝り過ぎるからでもある。


まぁ、会社案内も必要だとは思うが。


リクルート
・取引先開拓用
・金融機関向け


会社案内も、大きく分けて『3種類ある』。


その使い分けを意識しない会社案内は、
1冊に『リクルートも取引先開拓用も金融機関向けもすべて盛り込む』。
結果的に『何が言いたいのか、ブレまくってしまう』のである。


まず、手始めに『32ページ程度の小冊子』をオススメしたい。


だいたい、32ページ程度だと、
企業理念、企業活動、社員への思い、経営者としてなど、
概ね、必要な事柄が8ページ×4章くらいのアイテムに分けられて、
割と、読みやすい構成になる。


企業に限らず、応用できる。


NPO法人やサークルでも『小冊子』は有効だ。
特に、いろんな催事に参加するときでも、
申込書に『小冊子』を添付して渡したり、
催事のキーマンが『行政で決裁権を持っている人』だったりする。


小冊子が出てくる団体は『活動実績』も豊富なのがわかる。


また、小冊子であれば、 
専門の印刷業者に依頼しなくても、
ワードの『縦組み』で作成してPDF入稿も可能だ。
表紙面だけはデザインをつけてもらう必要があるかも知れないが、
全頁をデザイン制作してもらうよりは『安上がり』でもある。


また、小冊子は『企業の営業ツール』にもなる。


新規開拓をするにしても、
ありきたりの会社案内や『きれいなだけのホームページ』では、
なかなか、その企業の中身がわかってもらえない。


小冊子は『読むのに、しんどくない程度のページ数』だ。


もちろん、小冊子があればすべてがうまくいく保証はないが、
ありきたりのパンフレットでは『ゴミ箱行き』。
重くなく、バッグにすっぽり入って邪魔にならない小冊子。


『また、お時間のあるときに、お目通しいただければ・・・』でOK。


いかがだろうか、手近な小冊子。
普通の書籍の出版だと100万円近くかかるが、
小冊子なら、やり方次第で『10万円程度』でできるのである。


ブランド化を考えている諸兄は、ぜひ、検討してほしい。


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▼ちきりんの日記▼
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/
★なかなか、鋭い視点で、勉強になるよ★
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※知的刺激の材料として活用いただくために、
 あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
 『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
 発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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