●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●多数派の中の少数派が、おもろいんです。

ブログ執筆のコンセプトは『サイレント・マジョリティ』を意識することにしています。従来、twitterでも『サイレント・マジョリティ』を意識して書いていました。サイレント・マジョリティは『いいね』も『コメント』も残してくれません。私は『それがいいのだ』と思って書いています。かといって『答え合わせの会話』を求めているのでもありません。twitterは『下書き』で、実際に発信情報は『このブログに集約』しているのです。twitterのフォロワーさんの数より、ブログの閲覧数やIPアドレス数を見れば『歴然』です。圧倒的に、このブログの方が閲覧数も多いのです。

【写真:マイノリティでいるのは、けっこうエネルギーを使いますヨ】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆私が『少数派』なら『FT8』なんて、やってません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

少数派はカッコいい・・・。

確かに『そういう面』もあるでしょう。

しかし、少数派を貫くには『相当の腹づもり』が必要です。

アマチュア無線の一番の醍醐味は『CWでQRPだろうな』と感じます。

CWもQRPも、今や『マイノリティ』ですねぇ。

 

しかし、パワー競争に拍車がかかり・・・。

 

以前より『小さなものに目を向ける文化(カルチャー)』が少なくなりました。

 

そんな中で、QRPだの、CWだのと私が『ほざいた』ところで、

大してやっていないのだから、誰にも伝わらないでしょう。

まぁ、7MHzの国内向けFT8くらいは、1Wでやったりしていますが・・・。

 

ま、そもそもアマチュア無線自体が『世の中の少数派』ですけどね。

 

意外と『電波伝搬の不思議』や『無線通信の探求』をテーマに置く局が多く、

いくらアマチュア無線が『オワコンだ』とか言われようが、

多数派が『電波伝搬の不思議』や『無線通信の探求』を楽しむ限り、

なかなか、この趣味は消滅しないな、と感じます。

 

私自身、多くのアマチュア無線家が楽しむ『FT8』にハマっています。

 

SSBはもとより、CWでも交信不可能なDXが『FT8/FT4』等の、

デジタルモードを使うことで『交信成立』するのですから、

楽しくて仕方がありません。

 

私自身が少数派ではなく『多数派』という証しではないでしょうか。

 

さて、3級的運用は『アマチュア無線の平均値のボリュームゾーン』です。

グラフでは『4級』が一番多いことになっていますが、

この図では『総通発表の従事者免許発給全数』です。

3級以上が『10%強』で、DXもやるし国内も『まんべんなくやる』という、

一定のバランス感覚を保った局は、

やはり『3級的運用』を楽しんでいると感じます。

 

さて、ブログ等の情報発信について述べてみます。

 

このブログ自体が『自身のメディア』であり、

ブログの『自分メディアのブランディング』に注力をしています。

変わったコトや特殊なコト、技術的なコトは、

ほとんど書きません。

 

マイノリティを意識すれば『深く狭くなる』のです。

 

これはブランディングには『遠回り』です。

twitterで『特殊なコト』ばかり書くと、

それに反応してくれるフォロワーさんだけと盛り上がってしまい、

多数派の人からは『逆に飽きられる』のを知っています。

 

例えば『1.9MHz帯で1kW運用の仕方』とか書くとしましょう。

 

あたりまえですが『1級資格』か『FCCのエクストラ級』が前提ですね。

この分野は『1級相当』で『カネ持ち』の『土地持ち』のカテゴリーです。

そんな人、国内の全アマチュア無線家の『1%もいない』特殊な分野です。

 

それよりも『21MHz帯で50W、3級的運用を健気に頑張る』方が楽しいです。

▲3級的運用の健気な事例。いつもの使いまわしですけどね。

 

▲並み居るkWerに遠慮しつつ、E層反射の中波を健気に楽しんでいます。

 

マイノリティ(少数派)に傾倒すると、

確かにtwitterでも『反応が得やすい』のは確かです。

反応してくれる方は『コア層』で『強い主張』を持っています。

そこばかりに気を取られて記事を書くと、

どんどん狭く深く陥ってしまい『枝葉末節』に入り込みます。

大半の読者からは飽きられ、

『不可思議で興味が持てない方向に進む』のです。

 

運用者が激減した430FMのネタで『F9FT』だの『K1FO』だの書きましょうか?。

 

そんな記事を書いても『わかる人の方が少なく、おもしろくもない』と思います。

むしろ、ホームセンターで入手できる材料で作った『5エレ八木』とか、

同軸ケーブルやジャンクの銅線で作ったλ/4GP製作記事の方が、

今の時代は『確実にウケる』のが明白です。

 

かつて、電話級・電信級が10Wの時代なら・・・。

 

八木宇田理論を展開し、10Wの電力を20dB(100倍)アップさせて、

10W×100倍(10の二乗)=1,000W(1kW)をビーム方向に集中させる・・・。

こういう局がたくさんいらっしゃるなら、書いても楽しいです。

 

しかし、今は『3級』が増え『50Wが標準』になりました。

 

4級でも『20W』まで『出してもいい』と規制緩和され、

使っているアンテナの利得も『せいぜい10dB(10倍)』ですから、

実効輻射電力は『10倍』としても『200W~500W相当』が限度。

多くの4級局は『5Wのハンディ機』も多く、

使っているアンテナも『応急処置的なモビホ』も増えています。

 

まともに教えられるOMも激減しています。

 

専門的な話をしたら『うざがられるだけ』です。

無線機の受信性能は格段に上がっているにもかかわらず、

30年前の4級・10W局より『飛ばせられていない50Wの3級』だらけです。

430FMで国内DXにチャレンジする局も、ほとんどいません。

嘆かわしい限りなのですが、もう私の力ではどうにもならないと思います。

 

430FMで、アクティブな北摂の局

 

最近、近隣のOM氏の協力で『20エレメント×2(スタック)を上げた』とか。

エレメント数から『おおよそ、20dBくらいかな』と察します。

50W×100倍=5,000W(5kW)相当がフロントゲインだと思うのですが、

思ったより『弱い』のです。(ご本人も認識されています)

もちろん『半値角(ビームパターン)が狭小』なので、

指向性が外れると『バッサリ』と信号が切れてしまいます。

 

まぁ、アンテナ談義は、この程度にしておきます。

 

資格偏重時代ですが、資格より大事なファクター(要素・要因)は『資質』です。

資質については、後日ブログで触れていますので楽しみにしてください。

 

では、本当に多数派にウケてPV数も上がるのを狙うとして・・・。

 

多くのアマチュア無線家にウケるだろう『JARL叩きは・・・?』。

これは『テレビのワイドショウ』同様に『正義感』を振りかざす人が増え、

これまた『わけのわからない方向に進む』のも見えています。

 

そもそも『ワイドショウ』は『一種のエンターテインメント』です。

 

今『JARL会長の不透明な支出がどうしたこうした』とか書くと、

それこそ『JARL正常化云々』の人たちが『わらわら』と出てきます。

また『QSLカードの遅延は、新規加盟した会員への詐欺行為だ』と騒げば、

これまた『終身会員』だった人が『そうだそうだ!』と現れるでしょう。

 

私は、特段、JARLから『何の被害も受けていない』から、書きません。

 

JARLと戦っている人が『専門的にいる』ので、

JARLへの文句は、そういう『専門的な方に訴えてください』としか言えません。

一般的な社会批判で例えるなら『JARL叩き』は『政権叩き』と同じです。

私自身、国交省利権の端くれで商売しているのですから、

自公政権を叩くこともしませんし(多少はやりますが)、

結局は『多数派なんだなぁ』と自覚しているつもりです。

 

要するに『週刊誌』や『夕刊紙』のようなゴシップを書いても、

ワイドショウネタばかり扱うブログに成り下がり、

おかしな正義感を振りかざす人のコミュニティになってしまいます。

そんなことになっては、せっかく築いたブログの価値が台無しですね。

 

ブログサイトの質を犠牲にしてまで『PV数』を手に入れたいとは考えません。

 

1,アマチュア無線という趣味は、世間からは少数派

2,その少数派の中の、多数派でありたい

3,でも、少しだけスパイシーな記事を書きたい

 

ご理解いただけますでしょうか。

 

1,読売新聞より東洋経済でありたい

2,地上波テレビより、CS専門チャネルでありたい

 

私自身、生身の人間であり、

なおかつ『無名のアマチュア無線家』です。

そんなヤツが『大御所のご意見番』になったところで、

たかが、しれています。

 

多数派でスパイシーを求める方に、

読みに来ていただければ、

このブログを続けていく価値も高まるものと考えています。

 

1,ダダ辛いキムチ鍋か?

2,ぴりっとスパイスの効いたカレーライスか?

 

私は、断然『カレーライス』の方が好きです。

 

FB DX!!。GL。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※無断でSNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
Twitterにも掲載しますが、コメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2022 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※下記の広告は本記事とは無関係です。