戸惑っていらっしゃる局が多いと聞きました。ここではwsjt-xでの運用方法を書いてみました。まずは『呼ぶ側』で慣れていただければ。ご参考になれば幸いです。JTDXに関してはQSOパーティで使っていないので『わかりません』(微笑)。ご容赦くださいね。
【写真:通常交信は、これでOKですが・・・】
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◆QSOパーティは『RPT+NAME』を送って『交信成立』ですね。
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QSOパーティは『レポート+名前』を送ります。
Phoneの場合『59 おおた』です。
CWでは『599(5NN) NAME OTA』。
FT8の場合は『自動』で交信が進み、
送信設定に手を加えないと『いきなりファイナル(RR73等)』で、
交信が終わってしまいます。
ここで『あたふた』して『トラウマ』になるのは、もったいないです!。
そこで『任意メッセージ』を予め作っておきます。
メニュー→ファイル→設定→TXマクロ・・・の順に進んでくださいね。
設定→TXマクロに入ると、
TX5で送出できる『任意メッセージ』が、
作成できる画面が『登場(笑)』します。
私の場合『TBM/OTA 73』というメッセージを作りました。
作成したら『追加』をクリックします。
『追加』→『OK』の順にクリックしてくださいね。
一番下に『TBM/OTA 73』が入りますから、
そいつをマウスの左で選択したまま、
上の方にドラッグして『移動』させておくと、
私は『使い勝手』がいいと思っています。
どの位置に入れるかは、
ご自身の『やりやすいところ』に決めてもらってOKです。
わかりやすいように画面では最上位にしています。
TXマクロ作成から、運用画面に戻ると、
『たぶん、上の写真のようになっている』と思います。
このままですと『通常交信』で『自動的にファイナルを送っておしまい』です。
QSOパーティでは『レポート&名前』で『有効』になりますから、
もう一つ手を加えますね。
画面右下の『送信』項目を見てください。
TX4の送信項目が『RR73』になっているはずですので、
このままだとPCがファイナルを送ってしまいます。
それを『避けるため』に『TX4』を『ダブルクリック』します。
目的は『名前』を『引き続き送出するため』です。
上記画面のように『RRR』になれば『OK』です。
『TX4』をダブルクリックすると『RR73』⇔『RRR』の切替ができます。
『RRR』になると、次の『TX5』に送信が移る、
という仕組みになっています。
TX4をダブルクリックして、『RRR』になりましたか?。
こうなれば、TX5に送信が『続く』という仕組みになっています。
ただ、TX5は『その都度、「TBM/OTA 73」を選ぶ』という、
『ひと手間』がかかります。
これが固定されて自動で全部の交信に反映されるとFBなのですが・・・。
▲TX5で任意メッセージを送る際『プルダウン』でメッセージを選びます。
※交信相手が『決まったタイミング』でTx5のプルダウン選択がベストかな。
TX5が『いちいち』というのは『面倒くさい』です。
私の設定がいけないのかも知れませんが、
とにかく『これで運用できる』というところまでたどり着けます。
まぁ『RR73』を送っても、
相手局が『UR NAME?』を送ってくることが多いので、
あわてずに『手動』で送られても大丈夫です。
TX5の『プルダウン』は面倒ですが、
まぁ『CWやPhone』を思えば『ラク』だと思います。
送信TX6に『CQ NYP JF3TBM PM74』が出るように、
予め『NYP』を追加しておくといいですね。
これは『直接入力』できますので難しくありません。
最後に、Tx5のプルダウンで選択するタイミングについて念押ししますね。
1,相手局を選択して呼ぶタイミングでTx5のプルダウン選択
2,CQを出し応答局があったタイミングでTx5のプルダウン選択
要は『次の新規交信が始まる』タイミングがベストと、私は感じました。
本来ならば、こういう詳細を『CQ-hamradio誌』等が、
事前に『あらかじめやっておくべきだ!』と思っています。
主催者のJARLは『ログ&サマリーの記入例』にも、
運用モードが多様化している昨今ですから『デジタルモードの場合』を、
併記すべきだと個人的には思っています。
提出するサマリーの意見欄に書いておきました。
▲TX6に直接入力した例
それでは、楽しいNYPをデジタルでもお楽しみ頂ければ嬉しいです。
※明日の本記事は『Digitalモードで同時ロギング』について述べます。
毎度おおきに。ほんじゃーね!
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