●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●ミノタケ運用。

週に1回程度の『アマチュア無線運用』であれば『3アマ的運用』で十分なのです。毎日毎日、運用すると『限界点のリーチ』が短くなります。ここで言う『限界点』とは『飽きてやめてしまう時期』を指します。長くアマチュア無線を楽しむ秘訣は『ミノタケ運用』です。周囲がどうあれ『ジブン軸』がブレない精神力も必要です。周囲に合わせていたら『やれ、上級資格がどうの』『何W運用がこうの』『DXCCがどうしたこうした』とキリがありません。


【写真:背伸びをするアマチュア局も多く、経済的破綻した局は多いのです】
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◆1時間あたりの『満足度』で測ってみたら・・・?
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世の中にタダのものはありません。

なかでも、イチバンのコスト高は『時間』です。

時間は、なかなかおカネでは買えません。

貸してもらうこともできません。

 

1日24時間、1年365日・・・みんな平等です。

 

あたりまえですが、時間を貯めて、あとから下ろす・・・もできません。

一方、平等な時間を『どう使うのか』は『ジブン次第』です。

 

・限られた『その1時間』を

・自分が最も価値を置いているモノやコトに

・集中投下できたか

 

私が休日にしかアマチュア無線の運用をしないのは、

飽きる限界点の『リーチ』を『先延ばし』にできるからです。

休日の運用とて、せいぜい長くて3時間程度です。

 

日暮れ時のグレイの時間帯に1時間ほど様子を見ながら運用し、

夕食や入浴後、主に夜間の運用をしています。

こんなやり方でも、ほぼ1-BandでDXCC-100のCfmができています。

 

アメリカの50州を狙うより・・・

 

・人口が多いEUのGLスクエアを狙う

・たまに昼間の運用時も近隣諸国のGLスクエアを埋めていく

・DXに飽きたら、国内の市郡区が埋まるように国内運用

 

DXCCも楽しいですが、やはり5-Bandを狙うとなると最低2アマが必要です。

 

以前にも書きましたが、5-BandのDXCCはレギュラーバンドが対象で、

10・18・24MHzなどのWARCバンドは『対象外』です。

5-Bandをやろうとなれば『3.5、7、14、21、28MHz』ですから、

14MHzを運用するならば『2アマ必須』となります。

しかし、ネックは3.5と7MHzといった『ローバンド』でしょう。

 

ローバンドでDXCCを達成には、やはりまともなアンテナと200Wが必須。

 

・毎日、四六時中、アマチュア無線をやりたい:1アマを取りましょう

・毎日、決まった時間帯に、アマチュア無線をやりたい:2アマを取りましょう

・週に1~2回、数時間でいいなら:3・4アマで楽しめます

 

要は『リーチを伸ばす』ために必要な資格は何なのか、をよく考えてみましょう。

 

恵まれた運用環境があればいいのですが、

住宅密集地やアパマンだと『ARRL系のアワードは非常に難易度が高い』と感じます。

ならば、割り切って『JARLのアワードで遊ぶ』のも一興です。

 

ARRLに権威があろうが、難易度が高い。

 

JARLのアワードは、確かに『めんどくさい』面は否めません。

しかし、社会人経験が豊富で『簡単なエクセル操作』ができるのであれば、

運用時間を減らして『事務処理』の時間に充てるのも、

私は『これも、自身のアマチュア無線の活動の一環』と考えています。

 

そう、運用時間を意図的に減らすのです。

 

設備費をかけても、一定数に達したら『必ず頭打ちになるもの』です。

ここで『最近、飛ばないなぁ』と悩む必要はありません。

実際には『飛んでいる』のですが『ニーズがないから呼ばれない』のです。

 

需給バランスの問題と割り切っています。

 

あるいは、地球規模でコンディションがよい時期は、

FT8の場合、自身のPCで表示されるワイドグラフには、

EUあたりの人口が多い地域の小電力局は見えてきません。

 

こちらで『空き周波数』に見えても『EUの小電力局とオンフレ運用』ならば?。

 

あたりまえですが『EUまで届いてもオンフレなら、マスクされてしまう』。

念のためにオンフレで呼べば『あっさり交信ができることもある』。

 

飛ぶ飛ばないと、交信できるできないは『切り分け』て考えます。

交信が思ったほど伸びないときは、事務処理に充てるもよし、

アンテナ整備に時間を充てるもよし。

苦手な?CWの練習に時間を充てるもよし。

 

FT8で皆目、交信ができないときでも『FT4』でじゃんじゃん交信ができることも。

 

アマチュア無線は『交信相手があってこそ成り立つ趣味』です。

スコアの伸びも大事な要素ですが、

電離層反射という『地球規模の遊び』と考えれば、

春夏秋冬を通じての『電離層反射の不思議』を感じることでしょう。

 

それが『趣を味わう』というものです。

 

 

アマチュア無線界には『いろんな地雷畑』が仕込まれています(笑)。

 

 


毎度おおきに。ほんじゃーね!!


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