●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●キセル、高下駄、舞台装置。

時折『経験豊富なOMさん』という表現を耳にします。しかし、よくよく聞けば『再開局組』のコトでした。局免許を切らしたか切らせていないかは『さておき』、数十年間は『アマチュア無線をやっていない』のですね。開局当初の5年ほどと、再開局した3年ほど。いわば『中抜け』状態で『どうやって、豊富な経験を積むのか?』と、不思議に思います。仕事だと、定年前の60歳過ぎで資格だけ取って実務経験が乏しい人と、35歳くらいの実務経験豊富な人材、どちらを採用しますかね。ま、ムセンは道楽だから『どうでもええ』のですけど・・・。


【写真:再開局組は『キセル』である】
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◆別に、あかんとは言いませんよ。
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1,数十年ぶりに『電話級』の従事者免許を引っ張り出し、4アマで再開局

2,再開局して運用を始めたら、周囲は3アマ2アマだらけ

3,あわてて、3アマの試験を受けて『格上げ』を果たす

4,勢いで、国家試験やe-ラーニングで、憧れの2アマ入り

5,昔のことだけは経験があるので『昔話』に花が咲く

 

ニューカマー局からすれば『昔話』を聞くだけで『経験豊富なOM』と誤解

 

▲前と後ろに『金属(カネ)』が入って、中抜け部は非金属。

 JRが『国鉄』と呼ばれた時代、2枚の定期券を使って、

 途中を『タダ乗り』したことを『キセル乗車』と呼んだ。

▲板場の床に水を流すから、板前さんは仕事道具として高下駄を履いた。

 この絵から、チビがミノタケ以上に背伸びするために、

 上げ底靴を履いたりしたことを『高下駄を履かせた』と揶揄した。

 実力以上のパワーを出したりするアマチュアのことも、

 高下駄を履かせてもらうという。

 

こういうのは、他人から指摘されると腹が立つと思います。

 

しかし、指摘される方にも原因があると感じます。

ジブン軸を持たず、あるいは『ブレ』てしまい、

周囲に流されていくと、

 

あいつはキセルだ、高下駄を履いている・・・と言われます。

 

・1970年代の開局

・実は40数年間、ムセンをやっていない(実務経験中断)

・2020年ごろに再開

 

謙虚な人は『キセルですわ。何とか高下駄を履かせてもろうてます』と言っています。

 

資格もパワーも大事だと思います。

上級資格を取得するのは向上心の表れでもありますが、

人には『適性』というものがあります。

 

なんでもかんでも上級を取ればいい、というものではありません。

 

・開局年度

・昔ばなし

・上級資格とハイパワー

 

舞台装置と演出効果はバッチリですね。

あとは『実務経験』ですよ。

この『実務経験』が中断していて、

どこが『経験豊富なOMさん』なのでしょうね。

 

貸店舗の『居抜き物件』って、よく見かけますよね。

 

私は『なぜ、ここのお店は廃業されたのかな?』と観察しています。

どこの町にも『必ず潰れる立地条件の店』もあります。

あるいは、そこそこ流行っていたのに、急に廃業された店とかもあります。

 

再開組の方は『なぜ、アマチュア無線から離れたのか』も語ってほしいです。

ニューカマーの方は『舞台装置を見抜く目』も必要だと思います。

 

上級持ちが『移動しない局』と『移動する局』で、

同じ無線機の設備共有をしてはいけないことを、

知らない人がけっこういます。

 

不思議なのは、個人局が持ち寄って設立した社団局で、

個人局の無線機と、設立する社団局では、

移動する局なら『設備共有できる』のを知っていますか?。

 

それも知らんという上級者も多いのです。

法令集を、しっかり読みましょう!。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!


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