自宅から5km四方の道路事情を『頭に叩き込んでおく』のは『原付を楽しむ秘訣』といっても過言ではないと思っています。法定速度30km制限や二段階右折が面倒と、原付一種に不利な情報ばかりが溢れていますが、実は『原付は意外と優遇されている？』という側面もあります。
【写真：原付は『自動車』ではないので、駐車できるのです】
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◆道交法の原付と、税制上の原付は『扱いが異なる』のです。
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ここでいう原付は、原付一種のことを示します。
道路交通法での『自動車』の定義を、
おさらいしてみましょう。
原動機を用い、レールや架線によらないで運転する車で、
歩行補助車など以外のものをいう。
・車と自動車を混同する人が多いので、ここで『車』の定義をば。
・原動機付自転車の定義とは・・・
総排気量が50cc以下の二輪車、または総排気量が20cc以下の三輪以上の車
（三輪以上の車であっても、左右の車輪の距離が0.5ｍ以下で、
車室を有しないものは50cc以下）で、自転車、身体障がい者用の車いす、
歩行補助車など以外の車をいう。
51cc～125cc以下の原動機が付いた車は、
一般に『原付二種』と呼んでいます。
これは『税制上の区分』で、
125cc以下のバイクを通称『小型二輪自動車』と呼んでいますが、
この区分は『二輪免許の区分』です。
道路交通法では『51cc以上』のバイクは、
普通自動二輪車が総称になります。
免許制度で、小型、中型等に分かれていますが、
税制上の原付一種を超えるオートバイは『すべて自動車扱い』となります。
まあ、125cc以下の原付二種の任意保険で、
主契約が自動車の任意保険に『ファミリーバイク特約』というのがありますが、
これは『保険商品』ですので『原付二種まで含まれているだけの話』です。
また『主契約ありきの特約』なので『メリット、デメリット』はあります。
どうあれ、原付一種が虐げられる？世の中の風潮ですが・・・。
探してみると『原付一種ならではの優遇』もあります。
一般的な使い方では125cc以下のオートバイの方が、
メリットの方が多いなあ、とは感じますが。
駐車禁止で原付一種が除外されるケースを見ると。
50ccの郵政カブ、50ccの新聞配達のプレスカブやベンリィ等、
配達業務で使われる原付まで駐禁の対象にしてしまうと、
社会インフラが崩れるという側面もあることから、
意外と、大阪府内は駐禁の補助標識に『自動車』と表示されている地域が多いです。
▲こういうのは、自動車扱いになるので、
道路交通法を『おさらい』しておくのも大事だと思います。
原付二種と称される125cc以下の二輪車がもてはやされていますが、
路側帯と路肩の違いも忘れて『すり抜け運転』で『検挙』される事例も多く、
飛ばさないなら、50ccの正真正銘『原付』も『乗り方次第』で、
私は『快適な乗り物だな』と思っています。
なんだかんだ言ったとて『所詮は「移動手段」』に過ぎません。
車やバイクは趣味性もありますが『少し飾る程度のカスタム』にとどめておき、
本質的な移動手段ということを念頭に置き、
趣味性の部分との『距離の置き方』、つまり『程度問題』にとどめておくと、
無駄遣いも、避けられるのではないかな・・・と感じています。
これは、通信手段を趣味にしたアマチュア無線にも言えることだと思っています。
毎度おおきに。ほんじゃーね！！
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