見えている景色を意識したことありますか?。アマチュア無線の資格別に『第一級、第二級、第三級、第四級』と4つの資格等級がありますね。第四級の人と、第一級の人が『見えている景色は異なる』ということです。こういうことに気付くのは、とても大事だと思うのです。
【写真:標高314.3mから見える景色(大東市・飯盛山山頂)】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆資格別で見える景色の違いを知ろう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
HFでの資格等級別に許可されている出力を『おさらい』してみましょう。
・第一級:1,000W(移動しない局)
・第二級:200W(移動しない局)
・第三級:50W
・第四級:10W
出力から『描ける夢』も『目標』も異なってきます。
まぁ、あたりまえの話なのですが、
これを、アマチュア無線関連の『資産価値』に置き換えてみましょう。
わかりやすいよう単純に『出力の単位である「W」』を、
金額の『円』に置き換えてみると、より理解が深まります。
・第一級:1,000万円(移動しない局)
・第二級:200万円(移動しない局)
・第三級:50万円
・第四級:10万円
※便宜的に置き換えているだけです。
便宜的に、金額に置き換えてみましたが、
やはり、無線関連設備にかける金額は、
意外と、出力の『W(ワット)』を、
金額の『万円』に置き換えてみたら、
案外、それくらいの設備費をかけているのだろうな、と感じます。
実際にかけられる金額は、収入にもよりますし、一概には言えませんが。
第一級で『ハイパワーには、もう飽きた。QRPの方が楽しい』という方は、
第四級クラスの『10万円』程度の設備で楽しんでいる人もいます。
第三級クラスでも『アンテナには設備費をかけなきゃ』という人は、
第二級クラスの『総額200万円クラス』の設備を持っている人もいます。
ほとんどの人は『許可された出力(W)を万円に置き換えた』くらい。
▲上の写真を撮影した場所で『超望遠レンズ』を装着撮影すると、
『10km先』が、こんなに身近に。
送受信アンプをつけたら、遠くも『身近』になりますね。
・第一級:標高1,000m(移動しない局)
・第二級:標高200m(移動しない局)
・第三級:標高50m
・第四級:標高10m
景色の話を出しましたので、標高によって見える景色も異なりますよね。
・W(ワット)にせよ、
・万円(金額)にせよ、
・m(メートル)にせよ、
自分の立ち位置で『見える景色は変わってくる』のです。
もっと『リアル』に述べてみましょうか。
・貯金が1,000万円ある人
・貯金が200万円ある人
・普通預金残高が50万円の人
・普通預金残高が10万円の人
見えている景色も、メンタルも『ずいぶん異なるはず』です。
空の真ん中って『どこ』だか、わかりますか?。
こういう質問を投げかけたら、
みなさん、真上を見上げて『空の真ん中』を探しますよね。
あなたが見上げている真上こそが『空の真ん中』なのです。
どこに立ち位置があろうとも、
あなたが、真上を見上げた『その位置』から見える空の天井こそが、
あなたの見える『空の真ん中』なのです。
空を見上げる『行動』を起こさないと、空の真ん中は見えない。
そういうことに気付くか気づかないか・・・。
活躍している人は、みんな個性的です。
よく『TBMさんとは考えが違う』とか耳にしますが、
育った環境も、やってきた仕事も、家族構成も『すべて違う』のです。
ただ単純に『アマチュア無線をやっている』という『共通点』しかありません。
そこで『考えがいっしょ』な人を見つける方が『時間の無駄』ですし、
見つかるわけがありません。
無線に限らず『立ち位置によっても、見えている景色が異なる』のですから。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※SNSなどの他サイトへリンクやリツイートはご遠慮ください。
※X(旧Twitter)等、拡散性の高いSNSでのコメント合戦はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2024 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※下記の広告は本記事とは無関係です。