1.9MHz帯・Digitalモード・同一スクエアの『3点特記』で、JCC-100を申し込みました。JCC-100くらいなら、『Wkd&cfmデータ』をハムログから抽出し、エクセルに変換されたファイルを加工すれば『所持QSLカードリスト』の作成は、60分程度でできてしまいました。さすがに、JCC-600のときは『1日1時間×6日』とかかり、けっこうしんどい思いをしました。JCCは『市だけ抽出』なので、そんなに複雑ではありません。しかし、AJA(ALL JAPAN AWARD)やWASA-HFなど『バンドがまたがるAWARD』は、日頃から『スコアの伸び』の管理をするにはハムログはもとより『一覧性に優れた紙ログ』も併用しています。ある意味で『ハイブリッドなログ管理』といえると思います。
【写真:市郡区が対象で、複合的かつ拡張性の高いAWARD管理はコツがいる】
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◆DXばかり追いかけると、レッドオーシャン。
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冬場のコンディションとあって、
ハイバンドの運用は『グレイの時間帯』に集中しています。
ここでは、主にDXを期待して運用しています。
冬場でもCQ出しているとPY(南米ブラジル)からも呼ばれたりしますね。
先日は『P4(Aruba)』が出ていたようですが、
残念ながら、仕事の日だったので、手も足も出ません。
まあ、今、焦ってDXを片っ端からやっておくと、
3年後には『B4だらけ』で、交信相手が少なくなるかも知れません。
・DXは、グレイの時間帯(16~19時くらい)を集中運用
・国内ローバンドは、19~20時くらいを1.9MHz帯、それ以後は3.5MHz帯
おもしろいのは、SWLを並行して運用していますと・・・。
1.9MHz帯は20~22時あたりは、北米のオンパレードだったり。
3.5MHz帯も、同様に北米がバンバン入ってきています。
アンテナが『TOY-ANT(玩具のようなアンテナ)』ですので、
DXは、眺めて『バンド・サーベイ』に徹しています。
TOY-ANTも、GNDが良好なら『国内用』と割り切って運用しています。
私は、コメットのHFJ-350M+1.9MHzオプションコイルを使い、
中波の『E層伝搬』で『半径1,500km』も飛べば十分楽しんでいます。
この半径1,500kmに、JAがすっぽりと収まるのですが、
波長が長い3.5MHz帯(80mB)や1.9MHz帯(160mB)は、
7MHz帯(40mB)と比較すれば、運用局がだんだん少なくなってきます。
・7MHz帯:JCC-600
・3.5MHz帯:JCC-250
・1.9MHz帯:JCC-100
※JCGは、もっと少ないが、かき集めて3つのローバンドは、AJA-1,500超え
外国系のAWARDも楽しいですが、私はJARLの方がバラエティー豊かで好きです。
▲スコアの伸びを管理するのは、けっこう面倒ですが『要領次第』です。
TOY-ANTとバカにされがちな、HFJ-350Mは『小さなアンテナ』ですが、
これでも、ローバンドを軸にしたAWARDが楽しめます。
趣味がカネがかかる・・・確かに、そうかも知れません。
自分なりの遊び方・・・ここが、本当は大事なのです。
ここ数か月でFT8を始めた局の中には『パワー競争』に入っている局がいます。
CWやSSBのように『パイルになっているから』と、
パワーを突っ込めば、相手が取ってくれる・・・というものではありません。
D/Tは、きちんと0.0秒の誤差なしなのか・・・これも大事です。
50Wで、1kWerより『早くリターンをもらったことも多々』です。
ニアマにせよ『みんなが持っているから、持っていないと肩身が狭い?』
そんな局が増えるから、余計なパワー競争に拍車がかかっています。
ハイバンドのコンディションが上がってくると、
グレイの時間帯は『EUの混雑』が『壁』になって『マスクされる』こともあるでしょう。
そんなときは、パワーがモノを言うこともあると思います。
混んだときは、FT4に移行したりしますと、
あっさりEUとも交信ができたりします。
また、FT4はFT8の『サブチャンネル』でもありません。
確かに、サブのような使い方をされる局もありますが、
FT4ばっかりやっているDXもいますし、一概には言えないのです。
430MHz帯・FM・メインローカルを聞いていると・・・。
案外、主観的な意見が多いな、と感じます。
14MHz・200Wで『ぶっ飛ばしても、数年後はB4だらけ』になります。
いろいろ試したい気持ちはわかりますが、
腰を据えて、出るバンドをある程度、絞り込むのも長続きの秘訣です。
今、ぶっ飛ばしてDXの交信を増やしても、ボトム期はどうするのかな?。
私が、JAのAWARDをやっているのは、
10年後を見据えて『団塊世代の高齢化でJCCも難しくなる』と予想しています。
おそらく、全免許局数は100,000局くらいまで落ち込み、
アクティブな局やJARL会員数は、20,000局程度までは落ち込むでしょう。
ざっと、今の30%程度まで激減すると予測しています。
まあ、その分『JAは雑魚扱いされにくくなるかも』。
どうあれ、国内QSOや国内AWARDは『今、やっておかないと』です。
JARLのAWARDは、バリエーション豊かですが、
将来、会員数が激減すると『どうなるか、わからない』です。
DXとJA、うまくバランスを取って、なるべくカネをかけずに楽しみたいものです。
毎度おおきに。ほんじゃーね!!
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