●OTA(On The Air)

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●7・10・14MHzの夜間は、F層の正規伝搬で混雑するのが常!。

ハイバンドで南米もパスが開くと、案外『あっさり』と交信が可能です。10・14MHzあたりになると、ハイバンドと比較すれば『ホップ数が多い』ため、第一種、第二種の減衰も増えてしまいますね。DXのプラチナバンドとされる10・14MHz帯は、どうしても減衰をカバーするためにハイパワーが必要になるのですね。加えて、ハイバンドがfoしてしまうと『DXのプラチナバンド』に世界中のDXerが『戻って』きます。そのため、バンド内は『混雑』しており、いろんなエンティティが入ってくるため『今日はコンディションが良い!』と誤解しがちです。7・10・14MHzの夜間は『F層の正規伝搬』ですし、単に混雑しているからと、コンディションがいい!というのは早計だと思います。特に『ニアマの免許取り立て、初心者マーク局』は、430MHz帯・FMあたりで『嬉しがって言っている』のを聞くと『もう一度、教科書を読みなおしなさい!』と感じます。


【写真:あっさり、こっさり、エクアドルは何局もできていますが】
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◆備忘録も兼ねて、初心者マーク局に、大事なことを書いておきます。
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昼間の28MHzに関しては『上記のとおり』です。

夜間には、28MHzの電波が電離層を突き抜けてしまうようになると、

7・10・14MHzに戻る局が増えます。

 

誤解している局が多いので、少し耳が痛いことを書きます。

 

・混雑しているのと

・コンディションがいいのとは

・まったく別の話ということです

 

7・10・14MHzの夜間は『通常の正規伝搬』です。

MUFが下がってくると、必然的に『交信の可能性』を求めて、

自局の得意なBANDに『戻っていく』のです。

 

週末や休日となれば『運用局が増えるのは、あたりまえのこと』です。

 

ワイドグラフの混雑をパッと見て、

『おぉ!コンディションがいいぞ!』というのは早計です。

しつこいですが、混雑しているのと、コンディションがいいのは、

夜間の正規伝搬に限って言えば『ただ運用者が多いだけ』です。

上級資格をお持ちなら、わかりますよね、この理屈・・・。

 

もうひとつ、苦言を呈しておきます。

 

430MHz帯・FMのメインローカルで、

DX情報を交信時に言い過ぎる局がいます。

これは『不要な情報をクラスターアップするのと同じ行為』で、

余計な混雑を招きます。

 

ローカルのDXerから連絡があって知りました。

 

マチュアバンドで、アマチュア無線の情報交換をするなとは言いません。

しかし、多くの局がワッチしているメイン周辺で、

悪気はなくても『DX情報を垂れ流す行為』は、御法度だと考えます。

主に432.80から433.20くらいの呼出周波数周辺では、

リアルなDX情報など控えた方がいいと、私は思いますし、

周辺局も感じています。

もちろん『後日談』なら、問題はないと考えます。

 

リアルなDX情報は、連絡設定を行って・・・

 

・メインから離れたところでやるとか(他バンドや、同一バンドでも離れたところ)

・情報が漏れないように、Zoomなどを活用するとか

・電話等で情報交換するとか

 

特に夜間の10・14MHzはDXerが虎視眈々とDXを狙っていますね。

 

すでに珍局を呼んでいる局が多いところに、

何気ない交信をワッチした局が『参戦』すれば、

呼ばれる側のDX局も『疲れてCL(QRT)』することも、しばしばあります。

 

また、自分が交信を済ませたらクラスターアップする、自分勝手な局もいます。

 

HFでDXをやっていない局には無関係ですが、

430MHz帯をラジオ代わりに鳴らしながら、HFを運用するDXerもいます。

流れてきた情報が『未交信』であれば、交信したくなるものです。

特に『上級免許取り立ての初心者マーク局』は、悪気はないと思います。

しかし、何気ない発言が『バンド内の余計な混雑を招く』のを知ってほしいと感じます。

 

焦らなくても、今年はDXがバンバンできます。

 

たかが娯楽ですが、

メインローカルでのDX情報を『よろしく思わない局が一定数いる』のを、

ぜひ、頭に入れておいて頂きたいものです。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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