知人と一緒に、和歌山市の新規先を訪ねるために、
待ち合わせまでの少しの時間、
JR和歌山駅前をぶらぶらしてみました。
商店街がゴーストタウンです。
もったいない！
とはいえ、よくよく考えれば、少し前の『京都駅』の駅前も
同じような感じでした。
京都って『観光の町』、そんなイメージがありますよね。
でも、実際に京都に暮らしている人は
いちいち『これを観光にしよう』なんて思わない。
そりゃそうですよね、
毎日見かける寺や神社、古い家なんて
いわば『石ころ』のようなもの。
見たって何も思わないんです。
私も『桂離宮』なんてのを横目に見ながら毎日学校に通っていましたが、
見なれ過ぎていると、何とも思わないんですよね。
そういうもんです。
近年、休日にはたくさんの観光のお客さんが訪れ、
中には『行列ができる茶店』なんてのもできました。
ま、接客がいいのは当たり前ですが、
行列ができるための仕掛けがあったんですねぇ。
それは『先行して東京に出店しておく』こと。
簡単に言えば『東京にアンテナショップを出して情報発信しておく』。
そこから話題をつけて、京都の本店らしき店（本当は本店じゃない！）に
観光客を誘導する。
東京人は行列なんて慣れっこだから気にしない。
それが今度は京都で話題を呼ぶ。
絶妙だ！
なんだかんだ言っても『どうせ広告代理店の仕業だろう』と思うのですが、
仕掛けていかない限り、行列の店なんて自然にはできないんですね。
どうです、和歌山も、そこらを参考にして、
いっちょうがんばってみませんか？
それから、余談ですが、
私の関係するNPO法人の事業計画が、
地元自治体の『コミュニティビジネス』に認定されました。
私も、実務コンサルタントとして、積極参画していきます♪
