南海電鉄貴志川線が廃止の危機になっています。
この計画が進むと、和歌山はまた寂れていくのかな・・・と少し寂しい気がします。
鉄道がなくなれば、人の動きが止まりますよね。
春に南部〜御坊方面に出張に行きました。
御坊では、日本一短い(現在では日本二)鉄道の
紀州鉄道が頑張っています。
この紀州鉄道の運転士さんは、
旧国鉄時代からのベテラン運転士さん。
JRを退職されて、鉄道運転の免許を持っていたから
『紀州鉄道を動かしてくれないか』とオファーがかかり
週に3回乗務されるとのこと。
『まさかこんなん運転するとは思いませんでしたよ』と話されますが、
鉄道に触れていられるのは元気の素のようです。
鉄道がなくなっても、私たち若い世代の生活には大きく変化がありません。
でも、鉄道がなくなると困る人たちも多いんですよね。
南海電鉄には、そこらをよく考えてほしいですなぁ。
要は、路線だけで考えるから乗る人がいないだけで、
観光やイベントなんかを組み合わせて、
全国に発信すれば簡単なんですがね。