●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

★安易に飲食産業に参入する人が多い昨今・・・

jf3tbm2005-02-15

【写真:飲食激選区の守口だが、地元っ子の間で好評の昔ながらのトンカツ屋さんも健闘している】


大手スーパーをはじめ、問題債権や注意債権を抱えている企業にも不良債権処理が進んでいる。処理が進むと大量の失業者が発生し、ほとんどが『サービス産業』に押し寄せてくる。これが『飲食店大量発生の原因』。でも飲食店経験のない素人が流行りで飲食店をやったところで、よほど周到な計画を立てて『すきま』を狙わないと、大手に駆逐されて終わる。同じサービス産業ならば『商社』や『営業職』という選択肢もある。ならば、飲食店ばかり林立させずに『飲食店を利用する側の人』を創るというのも必要だと思うのだが・・・。安易に飲食産業に流れ込む状況に警鐘を鳴らしてみたい。


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◆食べ物屋さん
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食べ物屋さんが増え過ぎている。




安易に飲食店ばかり作っても、人口が減少しているの
とサイフのヒモが固くなっているのだから、開店と同
時に『常連客』や『馴染み客』を作っておかないと、
お店が継続できない。




継続できないと、店は借金を残して潰れる。




その原因は、飲食店側の大きな誤解が悲劇を招いている
ことも見逃せない。




客層は、店主の文化レベルで決まるんです。




意外に受け取られるかも知れないが、実はそうなのだ。
冷静に考えていただきたい。文化レベルの違う客同士
が同じ空間にいられるかどうか・・・。




無理でしょう。




大学生のコンパと、クラシックコンサート帰りの奥様
グループが同じ居酒屋で飲む・・・なんてことはあり
得ない。もちろん棲み分けができているのだが、オー
プン当初はなんでも受け入れるから、いろんな『文化
レベルが混在する』んですね。オペレーションや接客
に『これでいい』と感じた人が『リピート』される。




決して『味』や『店側のこだわり』じゃない。




こう書くと、またいろんな批判を受けそうですが、テ
キトーに開店して潰れる店が多すぎます。照明ひとつ
とってもいいかげんだし、私が見る限り70%強のお
店が『イメージ先行』。そりゃ潰れても当たり前だ。




飲食店ではなく、飲食店を利用する人を創造しよう。




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谷口集客技術研究所・谷口肇司(Taniguchi-Tadashi)
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