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★身近な広告媒体『チラシ』を考える

チラシはけっこうカンタンにできる広告ですよね。新聞に折り込んでもらったり近所にポスティングしたり・・・。うまく作ると、チラシほど即効性のある販促手段はないといってもいいくらい、効果があります。でも・・・『だから競争も激しい』のです。特に金曜土曜の週末には、ポストに入りきらないくらい、新聞が厚くなっていることってあるでしょ。この間なんか、チラシが多すぎて新聞本体が破けていた・・・。あなたのチラシは、こういう状況で勝負しなければならないんです。


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◆いい広告とは『SP効果が高い広告』だ
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ある在阪の県域FM放送局が免許更新をせずに『廃業』
するという情報が入りました。(私はまだ未確認)




メンツ重視の総務省はどう受け止めているのだろう?




要するに満足のいく『広告収入』が得られなかったの
が原因なんですねぇ。といっても、ラジオの広告は非
常に難しいと思います。駅の看板広告みたく『枠』を
売ればいいってもんじゃない。




エモーショナルにどう訴えるか・・・?




そうそう、エモーショナルに訴える前に『ターゲット
の絞り込み』が大切。『うちは子供から老人まで幅広
く・・・』なんて言っていると、99%が失敗するん
です。




新聞のチラシを例にあげてみましょう




我が家に1ヶ月のうちに届く新聞折込みチラシの数は
700枚です。1日平均すると23枚が届く勘定です。
もちろん、まんべんなく届くんじゃなくって、週末な
んかに『ドサッ』と届きます。チラシのチェックなん
てゆっくりやらないですから、くだらないカラーのチ
ラシなんてのは、ほとんど目に止まらず『即、古紙回
収行き』になります。




チラシが目を引くかどうかは0.5秒が勝負!




あなたのチラシは、こういう状況で勝負しなければな
らないのです。ただ単に新聞折込チラシを入れたら、
お客さんが来てくれるなんていうのは、幻想だってこ
となのです。チラシ広告はカンタンにできるけど、反
応のいいチラシを作るのは、容易じゃないってことな
んですね。




でも反応を良くする方法はあるんですよ。




まず、ターゲットを明確にすること。どういうお客さ
んに向けて、メッセージを出すのかってことです。万
人に向け、万人に共感してもらおうとして作ったチラ
シは、結局失敗する場合が多く、反応が悪くなってし
まうんです。




誰に向けてチラシを作っているのか?




1)主婦なのか?
2)ビジネスマンなのか?
3)学生なのか?
4)子供なのか?
5)あるいは年齢、趣味、ライフスタイル、収入…




ターゲット像をできるだけ明瞭にしていきましょう。




それがはっきりしていなければ、メッセージだって切
れが悪くなってしまう。




効果がなくなるってことです。




何度も繰り返しますが新聞折込の場合、0.5秒が勝
負です。一瞬のうちに、お客さんに目に留まらなけれ
ば、捨てられるのです。そうならないためにも、ター
ゲットは明確にしなければなりません。




ターゲットが絞れていて、メッセージもキレがいいと




モノクロ印刷でも十分に伝わるんですよ〜。




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谷口集客技術研究所・谷口肇司(Taniguchi-Tadashi)
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