●OTA(On The Air)

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★コミュニティFMにおけるラジオショッピングの考察

コミュニティFMでのラジオショッピングを、実際に近い数字をあてはめて考えてみる。ラジオショッピングに限ったことではないが、普通の商品をメディアにのせて告知をした場合のレスポンス率は0.3%程度。これはチラシであれラジオであれ「センミツの法則」にピッタリあてはまる。そう、テレアポ営業や飛び込み営業でも同じ数字が当てはまる。となると、コミュニティFMがそれなりに儲けていくには「分母を大きくするしかない」のは当然ではないか・・・?


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◆数字の分析をしてみる
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1)コミュニティFMの局数:約200局
2)指定エリア内の平均人口:約200,000人
3)平均聴取率:0.1%未満(売り上げの直結するコアリスナー数)




これを掛け算してみたらどうなるか・・・?




200,000人 × 200局 × 0.1% = 40,000人




コミュニティFM全体での聴取者数が40,000人に過ぎない。
これで、さらに局数で割ってみると、
1局あたりのコアリスナー数は200人ということになる。




ラジオショッピングに参画している局数は全体の50%



1)200人×100局×月間に20日放送=400,000人/月間のべ
2)ラジオショッピングの反響率=0.3%とする
3)平均購入単価=9,000円とする



400,000人×0.3%×9,000円=10,800,000円/月間売上



全国統一で同じCM広告を投下して、
コミュニティFMにおけるラジオショッピング市場は、
ざっと10,000,000円市場になっていることだろう。



そのうち、20%が媒体費として局に還元されているから、
ラジオショッピングでの局の売り上げ平均は、
ざっと20,000円。(2百万円÷100局として・・・)



これが多いか少ないかは置いておくとして・・・



コミュニティFMも力を合わせれば、
大きな市場を築くことができる。
さらに、番組のクォリティーが上がれば、
1局あたりの聴取者数も増え、
数の論理に当てはめれば、
ラジオショッピングの売り上げももっと向上するはずだ。




何はともあれ数の論理だ




広告を扱う者として言わせていただければ、
ネットだろうが、ラジオだろうが、チラシだろうが、
レスポンスは、だいたい0.3%にとどまる。




儲けたかったら分母を大きくするしかないだろう




テレアポ営業や飛び込み営業でもそうだ。
実際にやってみればわかるが、
普通に営業していて反応があるのは、
1,000件のうち3件。




むかしから、センミツ(1,000件で3件の成約)というではないか




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谷口集客技術研究所・谷口肇司(Taniguchi-Tadashi)
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