●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

★ブログやSNSの活用について考える<9>

多くのブログは、3ヶ月でストップしてしまいます。なぜかというと「書くネタがない」のです。正確に言えば「書くネタを見つけられない」のです。書くネタが見つからなければ、継続することはできません。車で言えばガス欠と同じこと。燃料を補給しないと、その車は再び走り出すことは不可能です。では、ブログの場合はどうすればいいのでしょうか・・・?。


ブログを書く上で一番大切なのは「感性を磨く」ことです。ブログは「書き手の人間味を伝えるところに醍醐味がある」といっても過言ではないでしょう。誰も機械的な対応しかできないような企業やお店からは買いたいとは思いませんね。そんなところで買うぐらいならば、自動販売機で買うのと大差ありません。今や大抵の品物はインターネットで買えるんです。だから、なにも愛想の悪い店から買う必要はない。大きく時代は変化しているんですね。


ネット通販も話題ですが、実際に収益につなげている人はほんの一握り。


ほとんどのネット通販は、商品写真を並べて、スペック表示と金額表示。それで「買い物カゴ」という機能をつけて「売れると思い込んでいる」。そんなものが売れますか?。売れるわけないでしょう。そこに、ブログと連動させることを思いつくのですが、もともと売れにくい「こだわりの商品」なんてのを扱っていることが多いから、これまた売れない。さらに、こだわりにこだわりの拍車をかけるから、見ている側は「辟易」してしまうんですよね。(でしょう?)


ブログの特徴は、インターネット上でライブラリーを蓄積できる「データーベース」のようなものです。そこに気づかずに「顧客とのコミュニケーションが顧客を呼んでくるのです」などと、したり顔の経営コンサルタントが言うもんだから、素人は「コロッ」とだまされてしまう。一番儲けるのは、間違いなく「経営コンサルタントのセンセ」です。


閲覧者がどこを見ているか・・・ほとんどの経コンはわかっていませんね。閲覧者は「おもしろい情報がタダでゲットできる」「継続的に続くおもしろいブログ」「参考になるなぁ」とまぁ、そんな程度。だから、ブログをやっているからといって、売り上げに直結させるには、ある程度の「ネタのストック」ができてから・・・ということになるんです。そうですね、ひとつの目安としては「3ヶ月(90〜100日)」後くらいでしょうか。ちょうど、そのあたりから閲覧者も増えだすのですが、息絶え絶えで止まってしまうブログの多いことにもったいなさを感じずにはおられません。
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谷口集客技術研究所・谷口肇司(Taniguchi-Tadashi)
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