●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●商売を知らない人に贈ります♪

10人程度のカウンターしかなくて、
いつも並ばないと食べられないラーメン屋さんがあるとします。




確かに、このラーメン屋さんは美味しいことで評判です。




でも、このラーメン屋さんにお客さんが列をなすほどやってくるのは、
「みんなが並んでいるから」なのですね。




それを「お客さんが並んでいたのでは申し訳ない」などといって、
店舗面積を拡大したりする・・・。




すると、あれだけ並んでいたお客さんが、
みんなゆっくり座って食べられるようになりますね。




客数は同じでも、
並ばなくても食べられるラーメン屋になるわけです。




並ばなくても食べられるラーメン屋には何の魅力も感じない!




それどころか「なんかヒマそうな店」に見えてしまいます。
そのうちお客さんが1人減り、2人減り・・・、
やがてそのラーメン屋さんは「本当にヒマになる」のです。




会社だろうが、ラーメン屋だろうが、
人に商品や役務(サービス)を売るところは、
狭くてちょうどいいし、忙しいほうがいいのです。




いつも忙しい状態で、
商品は「売れたら作る」という状態にしておくのが大事なんです。




また、仕事が順調にいっても、
仕事場は一気に拡大しないことです。
10人の席しかなくて、
外に並ぶ人がいっぱいになったら、
「11人が座れる店」にするんですな。




それでも人がいっぱいになったら、
12人座れる店にするんですな。




12人でもいっぱいなら、
13人というように・・・。




「そんなことをしていたら改装費がもったいない」
「一気に改装した方が「得」だ」
そんな考え方もあるでしょう。




でも「そんな考えだから商売にならない」のですよ!!





確かに、
何度も何度も改装すると、
その費用も「馬鹿にならない」でしょう。




でも、それが「もったいない」と、
「スケベ心」を出して、
一気に改装して「広々」としてしまったら、
余った場所から「ヒマな波動」が出てしまって、
本当にお客さんが来なくなってしまうんです。




お客さんが来なくなって、
借入金の返済に追われるのと、
「多少の改装費はかかるけれど、人の波がとぎれない」のとでは、
どちらがいい結果になるでしょうか。




こんなこと考えなくても、
最初から答えが出ています。
だから「いつも忙しい状態」でちょうどいいのです。




商売を知らない人に、
贈ります♪




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谷口集客技術研究所・谷口肇司(Taniguchi-Tadashi)
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