●訪問先では・・・ - ●OTA（On The Air）

近年、SNSとやらの普及で『横つながり』ばかりが増えて『大丈夫かいな、この人たちのこの先は・・・』と思うことがある。例えば『目上の人の家にお呼ばれ』をしたとき、粗相なくできるのだろうか。あるいは、取って付けたような『おもてなし』ばかりが強調されているが、下手すりゃ『ただの慇懃無礼な行為』に終始しないのだろうか。少し不安である。

【写真：ヨソの家に伺ったら、履物のかかとを下駄箱に沿わせて置くのが流儀】

一昨年、ある人が家に来た。

まぁ、半ば強引に家に呼んだこちらもいけないのだが、
その分、多少は考えて『帰りの車』と『御車料』を渡した。
だが、翌日も、翌々日になっても・・・。

電話の一本すらなかった。

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◆覚えておく方がいい流儀
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・前もって、訪問の旨のアポを電話で入れておく
・訪問時間は、約束の２〜３分後に到着
・コート類は、その家の敷地の『外』で脱ぐ（畳み方も大事）
・履物は、家人に背を向けずに脱いで、かかとを下駄箱の方に沿わせて置く
・部屋に通されたら、敷居や畳の『へり』を踏まない
・手土産は『紙袋』から出して手渡す（お口汚しですが、の一言も添える）
・家の主人が来るまで、座布団に座らず、部屋の端の方に正座して待つ
・家の主人が座るまで、座布団に座らない（タイミングを見計らう）
・お茶のフタは、茶たくに『引っかけ』て置く
・帰る際、コート類は、家の敷地の『外』で着る

成人なら、この程度の品格は備えておきたいものだ。

言うまでもないが、
革靴やパンプスなどは『きれい』に磨いておき、
訪問時に、敷地に入る前にティッシュなどで、
埃や汚れ、雨水や水滴のシミなどをぬぐっておく。

些細なことだが、できている人が減っている。

迎える側も、
お膳やテーブルに『コップの輪ジミ』などなきよう。
それができてから『おもてなし』を語ろう。

いかがだろうか。

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▼ちきりんの日記▼
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/
★なかなか、鋭い視点で、勉強になるよ★
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　あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
　『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
　発想や気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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