●常識はずれの接待。 - ●OTA（On The Air）

会社時代『接待をするなら誰もがやらない超一流の接待をしろ』と教えられた。まぁ、何を基準に『超一流』とするかは脇に置くとして『常識はずれ』の接待は、時に有用である。

【写真：大阪では、料亭から北新地に流れるのが一般的だが・・・】

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◆相手が、驚く接待を。
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会社員で営業をしていたとき、
『超一流』と言われるお店で接待をしたことがある。
確かに、会社のカネではあるのだが、
セコいサラリーマンが『会社のカネで飲み食いできる♪』とは理由が違う。

他社より高い価格で買っていただく顧客への『礼儀』でもあった。

そういう経験があるからこそ、
今のタクシー業務でも、
懇意にしていただき毎週金曜日に、
私の車に乗っていただくお客さまには、
私なりの接待をしている。
加えていえば『流しの車に乗るより高い運賃』なのに、
毎週、必ずお乗りいただいているのである。

私は車を運転するから、一切酒の席に同席はしない。

いつもお送りするお店もわかっているし、
どんなお酒がお好みかも熟知している。
そのお客さまのお誕生日などの記念日に、
事前に、その店を訪れて『ボトルキープ』を入れておいてもらう。

こんなことをやるタクシー乗務員は稀だと思う。

ご指名をもらうために『スナック通い』をするタクドラは多い。
だが、そんなことをやっていては、
薄給のタクドラは『どこかで金銭的に破綻する』ものだ。

私は、お店より『お客さま』の方を大事にする。

こうすれば、複数のお店に通うこともなく、
大事な休日には『自分のこと』に時間が使える。
常識の範囲も大事だと思うが、
それでは『みんなで渡れば怖くない』という程度のことで、
遅れはしないが、勝てない。

常識の範囲で動いていては『相互扶助』の域を出ないと思う。

それでは、これからのビジネスの世界では、
淘汰されて当然だ。

特別の、一流の、そういうことを少し意識してみてはいかがだろう。

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▼ちきりんの日記▼
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/
★なかなか、鋭い視点で、勉強になるよ★
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　あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もあります。
　『こりゃ違うんじゃないか』と疑問に思うところから、
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