●北朝鮮と、ネイチャークラブNPO

ネイチャークラブNPOは『食や農業を通じて人の再生』とかいうスローガンを掲げている。その上『行きすぎた資本主義に抗う』のを美徳として活動を展開している。観察していると『アメリカ帝国主義に抗う共和国』なのか。ネイチャークラブNPOの基本理念は『時代遅れの社会主義なのだろうか・・・』と、北朝鮮問題に重ね合わせて見てしまうのである。今も昔も『大義を掲げた民主主義は独裁化する』のは普遍的なことなのだ。

【写真：文句を言うヤツはいらないと、粛清するのは北と同じ手法である】

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◆まぁ、神格化されていないだけ、マシか・・・。
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北の対日謀略宣伝放送風に言うと・・・。

『ジャンク屋帝国主義』
『植木屋の傀儡一味』
『棚田武装闘争』

こんなところだろう。

まぁ、ひとつ救いなのは神格化しようにも、
神業もなければ祀り上げる周囲もいないことである。
だが、カリスマ性がないとなれば、
北朝鮮以上に『人心離れ』が簡単に起きてしまい、
自然崩壊してしまうのだ。

ジャンク屋の若大将を讃える歌でも作ったらどうだ？

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◆北朝鮮に学べ
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北は、瀬戸際外交が上手く、
常に交渉カードをちらつかせている。
韓米日も『金王朝転覆』などは考えていない。

北は、したたかで『外交戦略』に長けている。

１９９５年頃の北は食糧難が続き、
食糧備蓄が数年もたず体制崩壊とか言われた。
だが、今は、農業改革も進み、
人海戦術ではあるが『人民軍兵士』を投入して、
田植えなどの『農繁期』には多くの人民が農作業にあたる。

北の水汲みなどは原始的だが・・・。

とうもろこし畑なども『バケツリレー方式』で水を汲むから、
非常に効率が悪い。
こんなものは『揚水ポンプ１基』で事足りるのだが、
いまだに北は『人海戦術』でがんばっている。

おもしろいのは公的な田畑の収穫は低いが個人の収穫が高い。

うがった見方だが、公的な田畑の収穫を下げて、
個人の食い扶持は確保しておけば、
実際の食糧難は『ほとんどない』のである。

だが、国際機関は『北は食糧難』といい食糧支援をする。

実際に、北の食糧難は過去のものだが、
国際機関に情報が届かず、
勝手に支援してくれるから北も黙認して、
『ありがとう』と食料を受け取ってしまう『したたかさ』だ。

外交戦略に長けた証拠である。

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◆楽しくない、ネイチャークラブNPO
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北朝鮮の人民は、日本人が思うほど卑屈な生活をしていない。

演技がほとんどだと思うが『あの満面の笑み』は、
１００％演技とは思いにくいのである。

案外、北のモチベーションは高いのじゃないか？。

比べて、ネイチャークラブNPOは、
なんとかモチベーションを上げようと、
あの手、この手を使っているが、
なかなか『思うようにはいかない』のが実情だ。

その理由は、全く儲かっていないからである。

戦時中の金属供出のように手弁当で行い、
交通費が出るようにすると公言しながらも、
結局は自腹である。

こんな状態でモチベーションが上がる方が不思議だ。

いろいろ叩けば埃が出るネイチャークラブNPOだ。
儲かっていようがいまいが、
ネイチャークラブNPOの仕事で、
仮にタダ働きであっても『労働災害』が起きたら、
どうするのだろうか？。

労災保険料は、事業主が全額負担である。

北朝鮮は、表向きは『偉大なる将軍様のおかげ』で、
医療費はタダである。
餓死しているとか玉石混交のネット情報がいつまでも幅を効かせているが、
北の医療技術も科学技術も、かなり進歩している。
拘束した要人が病気やけがをしたら手厚い医療を受けられる。

ネイチャークラブは、自分の健康保険を使うのだろうか？。

北とネイチャークラブNPO、
いろいろ重ね合わせて考えてしまう。

そもそもは、民主主義のふりして大義を掲げた独裁状態。

テレビやネットニュースで『北』をおもしろがっているヒマがあれば、
自分たちが『北以下』を認識して、
１円でも多く儲けることを考えたらどうなのだろうか。

是非、行動で示して見せてほしいところだ。

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▼ちきりんの日記▼
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/
★なかなか、鋭い視点で、勉強になるよ★
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