CWやSSBといった『従来モード』では、なかなか交信に至らない『HFのハイバンド』。しかし、FT8/FT4等のデジタルモードに『世界中の局』が集まっていて、オープンする時間帯は短くなった印象だが『相変わらず、夕方にはEUが入ってきている』のがおもしろい。また、アフリカや南米も、一瞬『見えた！』というタイミングで『交信成立』も。夏場とは違った『スリリング』な交信も楽しい。
【写真：SNが12という日に、15Fでレバノンと交信ができましたよ】
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◆従来の概念を捨てましょう。
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・7MHzは昼間のみで、夜はスキップする
・もう、この時期は、21MHz帯はダメ
いやいや、それは『従来』のお話です。
今や、聞こえない信号ですら解析してくれる、
デジタルモードが『サイクルボトム期』の救世主になったのは、
記憶に新しいことでしょう。
2022年12月1日、急に寒くなった・・・。
この日『SN：12』とあり『17-15mB』のみ『Fair』で、
他のバンドは『軒並み、Poor』と、
プロパゲーション情報サイトで表示されていました。
そんな日でも、EU、AF、SA、中近東が『見え隠れ』とは仰天ですね。
従来モードでは、きっと『死んだバンド状態』だったと感じます。
上記のレバノンからのeQSLに加えて、
LoTWでもCfmを頂き、これで『1エンティティ追加』に至りました。
・飛ばない（という思い込み）
・聞こえない（という思い込み）
・交信できない（という思い込み）
新規開局の方は経験がないからわからないのは仕方がないとして。
私が『おいおい、ちょっと違うぞ』と感じるのは、
過去の経験が豊富な『再開局組』の『思い込み』です。
ご自身の頭の中で『思っているだけ』なら結構なのですが、
多くの人が聞いている交信で『この時季、21MHz帯はダメ』とか、
ご自身が『やっていない』にも関わらず『決めつけた発言』は、
新規開局のニューカマーに影響が強く、
ご自身の運用を通じて『確かめて発言してほしいな』と感じます。
・飛ばない→飛ばせていない
・聞こえない→聞こえさせていない
・交信できない→交信できるように、できていない
ときどき『HF40CL（全長2.2ｍの7MHz用モービルホイップ）』が、
飛ばないとか、耳にしますが、
それは『あなたが、飛ばせていないだけ』なのですよ、と思っています。
だって、HF40CLで『6大陸州』とQSOできていますもん（笑）。
テキトーに長さを確保したカーボン釣竿アンテナが流行っています。
給電部のLCは、ATU任せ・・・。
ということは『なまくら調整』で、
私らから見れば『ほとんど無調整』のテキトーなアンテナより、
きちんと、VSWRを『ベタ落ち』にさせた、
全長2.2ｍのモービルホイップの方が『飛ぶ』のです。
しつこいですが、私はATUを持たず『調整でベタ落ち』です。
さらに、きちんとしたRF-GNDが確保できていれば、
7MHz帯のみならず、3.5MHz帯、1.9MHz帯でも、
50Wもあれば『国内』限定とはいうものの、
ちゃんと交信ができています。
だって、メーカーが『1万円』もの値段を付けて売っているのですよ。
1万円だから『飛ばない』なんてコトはありません。
飛ばないアンテナなら『1円』も値段は付けられないでしょう。
そもそも、飛ばないアンテナに『1万円』もの高価な値段を付けて売ったら、
それは『詐欺行為』です。
10万円近くの高価なATUのアンテナが飛んで、
1万円のアンテナが飛ばない、
そんなことは『ありえない』お話です。
どこまで飛ぶか、どこまで飛ばないか、そういう議論をしてほしいですね。
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