7MHzに出たい局が多いように感じます。確かに、昼間の国内は『運用向きのバンド』だと感じます。しかし、FT8では『ほとんどがB4』で『相手にされません』。夕方のグレイの時間帯に始まり、夜は『DXバンド』に一変しています。信号の強い『米西海岸局』や『VK』あたりですと『ほら、リターンあったやん』と、テキトーに遊べています。
【写真:確かに、PhoneやCWではWも無理かな・・・?】
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◆やっぱり、所詮は『モビホはモビホ』ですけどね。
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躍起になって、7MHzをやっているわけではありません。
でも、みんな『飛ばない』と決めつけ過ぎではないでしょうか。
夜のハイバンドが静かな分『多くのDXerは14MHz帯にいる』と仮定して、
意外と『空いているなぁ』の印象がある、昨今の7MHz・FT8。
混んでなければ、ハイパワーでなくても西海岸くらいはできる。
・住宅密集地&狭小住宅なので、水平系ANTは不採用
・近隣の目があるので、派手な電柱やタワーもNG
・RF-GNDだけ『しっかり構築』した
ローバンドは、垂直系のモビホくらいしか選択肢がないのです。
・ところが、空いている時季ですと、
・50W弱でも、ハイパワー局にマスクされない分、
・きちんとデコードもできているし、
・見えている局を呼べば、おおかたリターンがある。
丁寧な局で、eQSL、LoTW、QRZ.com、
全部、ログデータをアップしてくれていて、
きちんとコンファームできました。
▲どうでしょう、これでも『飛ばないアンテナ』なのでしょうか・・・?。
垂直系は打ち上げ角が低いから・・・
確かに『教科書的』には『そう』なっています。
しかし、給電点地上高2.5mで、
家の壁から1.5mくらいしか離れていないモビホ。
干渉があっても『あたりまえ』だと割り切っています。
そんな『芳しくない条件下』でも、
ダメもとでやってみる。
海上伝搬だから・・・というご意見もあります。
私も『そうだろうなぁ』と思っています。
米西海岸の局との相互間距離は『約8,000km』なので、
減衰の少ない海上反射で『2ホップ』かな(1ホップ:4,000kmとして)。
住宅密集地で『この程度、遊べたら上等かな』とも。
いろいろな準備を考えると『移動運用の方がめんどくさいなぁ』とも。
基本は『QRP精神』が『根っこ』にあります。
給電点には50Wが届いていて、VSWRも『ベタ落ち』ですが、
全長が2.2mですから『-7dBd』くらいの電力減衰ではないかなと仮定。
実行輻射電力は『10Wくらい?』と仮説を立てれば、
合点がいくなぁ、と感じています。
荒っぽい計算ですが、本来10mが2.2mで『22%(78%減)』としたら?。
ガラガラに空いた『7MHz帯のFT4で5WのままCQ出してVKから応答』も、
仮に『78%が熱に変わって、22%しか出ていない』としたとて、
実行輻射電力は『1.1Wも出ている』のです。(もうちょっと出てると思う)
QRPハンドブックなどの文献を見れば。
マルチバンドではありますが『5mWでWAC完成』された、
JA1AA・庄野OMの記事を読めば『まだまだQROだな』とも感じます。
私の計算が合っているかどうかは『知りません』。
自分で納得できる『仮説を立てて、ダメもとでやってみる』コトに、
アマチュア無線らしい『楽しみ』が、見えてきます。
14MHz・200W・・・確かにハイペースでDXも楽しめるでしょう。
ローカルとのラグチューでも話題になるのですが、
まだまだコンディションが上昇期に、
多くが手あたり次第、DXをやってくれて『B4だらけになればいい』と。
競争相手が減ったときに、タイミングを見計らって呼べば『すんなり』。
本来なら、利得のあるループ系アンテナでも上げたいのですが、
いかんせん『住宅密集地&狭小住宅』ゆえに、叶いません。
アンテナ効率は芳しくないのを逆手に取って、
コイルで熱に変わる『アンテナ・アッテネーター』と思えば、
30~50Wの電力は『もったいない』ですが、
7MHzの国内は、FT8なら、ホンマに『1W』でも十二分に遊べます。
夜間はD層が消滅し『第一種減衰』がなくなると仮定します。
中波を反射させる『E層』を通過する辺りで、
何らかの屈折があるかも知れませんね。
夏場には『Es-F-F』や『Es-FF』かな、と思う伝搬も、
ハイバンドで経験しています。
電波の通り道を考えると、楽しいですよ。ワクワクします、ホンマ。
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