●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●ハイバンドのコンディション上昇中だが。

HFハイバンドのコンディションが『まぁまぁかな』のレベルに達しつつある。しかし、我が家のような住宅密集地&狭小住宅という環境下で『嬉しがってDXを手あたり次第に呼び倒す』と、どうなるか。

【写真:18MHz・FT8。モビホ運用でも、これだけ飛ぶが】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆今、HFの主要DX局を手あたり次第に呼ぶと・・・。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

我が家のアンテナシステムは『貧弱』そのもの。

 

・竹やり(ファイバーポール)

・水鉄砲(小電力)

 

これで、HFハイバンドのコンディションがいいからと、

嬉しがって、調子に乗って『呼び倒す』と、

近未来『コンディションがいい割に、新規DXが伸びない症候群』になる。

 

特に、FT8での運用は『DXエンティティの伸びが速い』。

 

確かに、竹やり&水鉄砲でも『そこそこ』はDXができる。

だが、相手にしてくれる局は『巨大な大砲』の持ち主。

そんな主要DXを『今のうち』に手中に入れても、

どうせ『飛んでいるのに、呼ばれない。なんでや!?』となる。

 

あたりまえだが、JAの局など掃いて捨てるほどいる。

 

要は『円安同様、JAなんて、あまり値打ちを感じてもらえない』ものだ。

そこを『見逃す』『夢中になる』『我を忘れる』のは、

これからのコンディションUPでも『足かせ』になってしまう。

 

簡単に言うと『既交信局、つまりB4だらけ』になって八方ふさがり。

 

普段、40mBの国内線(7.041MHz)の運用が多いのは、

あえてDXバンドを避けつつ、DXのB4を増やさない『戦略的運用』。

国内局なら、B4でも『おおかたが相手になってくれる』のだが、

HFハイバンドのDXが多いところだと『B4チェック』をして呼ばないと、

相手に迷惑もかかるし、DXとの交信を楽しみにしているJA局からも、

うっとうしいと思われる。

 

建築確認が不用の15mタワーに5mのポールで14MHz軸にすると。

 

確かに『平均点』は取れる。

私は『平均点の思考』を捨てているので、

平均点を追いかけるのは『ただの凡人』と考えている。

 

もちろん、私も『ただの凡人』だ。

 

だけど『何をやって、何をしないか』くらい考える余裕は持ちたい。

私が学生時代なんて『偏差値』など、あったかどうかすら知らない。

ほとんど遊び呆けていたくらいだ。

 

平均点・・・まぁ、そんなのもあったな、という程度。

 

道楽で平均点など『多少のカネと時間』があれば『誰でも到達する』。

ましてや、電信のような『技術習得』などの一部モードを除外すれば、

あるいは交信が自動的に進むFT8での運用なんて、

 

アホでもDXCCの仲間入りくらいできる。

 

・大事なのは『あるべき姿』『理想像』『目標』の設定と、

・現状の認識(自分のスキル、設備、ほか)

・到達のために、どんな戦略を立てて、どんな戦術を用いるか、だ。

 

この『グランド・デザイン』を描けないと、

そのうち飽きてやめてしまうのである。

 

道楽なんて、好きにやればいいのだが。

 

生涯『アマチュアリズム』を貫き、

好きなことを、好きなだけ、やり続けることができるかどうか。

 

DXCCなんてARRL(アメリカの無線連盟)が作ったプログラム。

 

必死のパッチになって、早く飽きるか、

あるいは125ccバイクのように『日常的に遊べるか』が、

私は、どんな道楽でも『大事なコンセプトだ』と思っている。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※記事は、表現と言論の自由に則ったエッセイで、
 公人を除き、登場する個人・団体名は全て架空のものです。
※時事問題については、筆者個人の考えです。
※無断でSNSなどの他サイトへリンクはご遠慮ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright:(C)2022 Ota-Tadashi All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※下記の広告は本記事とは無関係です。