●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●プロショップ選び

原付バイクは、一種、二種を問わず『社会インフラ』だと思っています。多くの方が『通勤』にも使い、私も『通勤』に毎日使っています。そのバイク自体は『おカネを生まない』のですが、仕事に行くことで収入を得るのですから、そのための『足』として『私にとって、大事なインフラ』です。公休日には『プチ・ツーリング』や『近場の史跡巡り』にも出かけたりの『レジャーユース』も。この歳で『新しいバイクを買う』などは眼中になく『今、あるものをちょっとカスタムして遊ぶ程度』でいいのです。また、郵政カブや新聞配達なども『インフラ』ですし、最近脚光を浴びている『Uberでいいんじゃない?』の配達も、多くは原付で行われています。非力な50ccでも『きちんとメンテすれば長く乗れる』もの。そのためには『メーカー直系の販売店に限らず、しっかりメンテしてくれる「プロショップ」を見つけることも大事』です。


【写真:しっかりメンテすれば、ちょっとした遠乗りも安心です】
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◆メーカー直系販売店を悪く言いたくないですが。
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私のように『新車から9年も乗ったユーザー』は、

売店にとって『そろそろ乗り替えてもらおう』のリストに入っています。

現在の走行距離は『23,500km』です。

 

メーカーのサービスマニュアルを見たら・・・。

 

駆動系のベルト交換は、20,000km毎、と書いてあります。

まあ、日常点検を行っているユーザーの『平均値』で書いています。

しかし、駆動系のベルトが切れたら、その場で動かなくなります。

 

買った店に『そろそろベルト交換の時期ちゃうの?』と聞きました。

 

すると『費用が3~40,000円くらいかかりまっせ』ときた。

私ら、四輪のディーラー勤務経験者から見たら、

ベルト交換なんて、軽四のブレーキライニング交換みたいなもんやん。

手間って、フタ開けて、パーツ外して、ゴミを吹き飛ばして、

新品のライニングを組み付けて、フタ閉めたら終わりやん。

 

それの、どこが3万も4万もかかるんかな?。

 

売店は『太田さんの乗り方やったら30,000kmくらいはもちまっせ』。

さらに『30,000km乗った時点で、ベルト交換するか検討しやはったら?』。

そして『クランクケース開けたら、ベルト交換だけでは済まないよ』。

 

あぁ、私を『元ディーラー勤務』ってのを忘れてはるわ・・・。

 

・現在の走行距離:23,500km

・一か月の走行距離:250km

・年間の走行距離:3,000km

 

ここで、販売店の『計算』が見えてきます。

 

あと、2年ほどでちょうど30,000kmくらいに到達します。

新車で購入して『まる11年経過』という時期になります。

四輪車なら『5回目の検査(車検)』時期です。

 

その頃には、50ccのガソリンエンジン車が生産終了です。

 

いわゆる『シンゲンツキ』という、

125ccバイクを『デ・チューン』したのが出る。

そこを『買い替え提案しよう』というのが、なんとなく見えたのですな。

 

近隣の地域のお客に『駆け引きするなよなあ・・・』と思いました。

 

まあ、完全に付き合いを切るのは『同じ地域』なのでしませんが、

自賠責と任意保険の継続くらいの『お付き合い』にしようと考えてしまいます。

オイル交換、タイヤ交換、ブレーキシュー交換、各種ワイヤー交換、バッテリー交換、

もちろん、直近の『駆動系ベルト交換』も『他店』にシフトしようと思いました。

 

メーカー直系の販売店は『ディーラー』です。

 

ディーラーさんは『修理もするが、本業は「新車・中古車の販売」』です。

その修理とて『予防』ではなく『対処療法』なのですね。

それもメーカーが『指定している走行距離に到達』していても、

なんだかんだと『先延ばし』して『こちらの車両が朽ち果てるのを待つ』わけです。

 

要は『ざらし、ほったらかし、バイクや車の知識も知恵もない客』は上客なのです。

 

もっといえば、販売店からすれば『客が知恵を持つと困る』のです。

駆動系のベルト交換は『ベルト』と『ウエイトローラー』の交換だけです。

多くの修理屋さんの工賃(部品代込み)で12,000円~13,000円程度です。

大手自動車パーツ屋さん系のバイクショップの見積も、

客の足元を見たような工賃設定で、ちょっと高いなあ。

それも『数日預かりです』とか言うのですから、ちょっと呆れました。

ベルト交換なんて、ものの1時間でできますやん。

結局は、大企業の広告宣伝につられて、無知なユーザーが集まるから、

しょうもない修理入庫が増えて、日数がかかる・・・ちゅうわけですな。

 

今回見つけた修理屋さんの値段は『業界標準』で『適正価格』と感じます。

 

駆動系のベルト交換で3~40,000もかかれば『中古車が買える』わけです。

ざらしで、知識も知恵もない『乗りっぱなしの無知なユーザー』なら、

艶消し樹脂部品も『みすぼらしい状態』でしょうから、

中程度の中古車が『これ、50,000円+登録諸費用で買えます』とか言われたら、

たいていは『動いたらいいし、中古にしてはきれいやし、買い替えようかな?』と思うでしょう。

 

そこが、メーカー直系販売店の『思惑』なわけです。

 

また、JASMA認定の外品マフラー(モリワキ等)などをつけて、

ジブンなりの『カスタム改造』を施した時点で、

メーカー系販売店は『改造車なので整備できません』と断られることもあります。

 

メーカー直系販売店の立場も理解しています。

 

じゃあ『フルノーマルで乗れってことか』となりますね。

少し飾りをつけたり、個性を出したり、

ジブンなりの『カスタム』をしたいのは『フツーの感覚』でしょう。

 

お洒落な人が、靴やカバン、洋服、アクセサリーを身に着けたいのと同じです。

 

かつての暴走族の定番『直管マフラー』などは『論外』として、

外品のアルミ製キャストホイールに交換したりは『お洒落』で、いいのです。

ノーマルのヘッドライトをLEDライトに交換したり、

少し、個性を出したいとか、外品だけど明るいヘッドライトに交換するのは、

安全面でも否定できないですし『自分の命を買う』という観点からすれば、

そんなくらいのことで『改造車扱いされたら、幻滅するわいさ』ですね。

 

結局、シュリンクした業界が、さらにシュリンクしていく無限スパイラル。

 

私は、どんなオートバイでも扱ってくれるカスタムショップを見つけました。

▼こういうサイトからでも、いいショップは見つかりますよ▼

バイクの整備・メンテナンス店を探すなら【グーバイク】

 

もちろん、違法改造やトラブルのもとになるボアアップなどは御法度ですが、

きちんと整備してくれるお店こそ『プロショップ』だと思いますね。

それも『他店購入も大歓迎ですよ』と言ってくれるのですから、

今後のメンテナンスは、そのお店にお願いすることにしました。

 

だって、今乗っているバイクは新車から大事に乗ってきたので愛着があります。

 

外装は、いちおう『小綺麗』にはしていますが、

実際に、クランクケースを開けてみれば、当然『経年劣化』があります。

それを『わかっていて、ベルトが切れてから対処療法』では遅いのですね。

挙句には『整備は原則ユーザーさんの自己責任』と、半ば突き放されました。

 

ま、日常点検はやりますけど。

 

法的には、検査が義務付けられた251cc以上のオートバイや、

四輪車も『検査は使用者がするもの』という定義ではあります。

しかし、工具も知識も経験もないユーザーが『陸運局』に持ち込んで、

検査を通すなんてのは『ユーザー車検マニア』くらいのものです。

自分でできないからこそ、手を貸して頂き『手間賃を払う』のです。

 

町内ウチで『駆け引き』されると、ホンマ幻滅しますで。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!

 

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