●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

コミュニティFMが残る道

jf3tbm2004-09-27

コミュニティFMの関係者や関心の高い方々もこのサイトをご覧頂いているとのことです。



ありがとうございます。




さて、コミュニティFMが生き残る道・・・
どうすればいいのでしょうね。




答えは簡単です。




1:マーケティングをやれる会社になるか
2:マーケティングをやっている会社に営業に行くか




この二つしかありません。




簡単ですよね♪



コミュニティFMが話題になって、
各局が抱える問題・・・



どうやれば、経営が安定軌道に乗るか。
それだけなんですね。
すべての課題の根底はここ。



どうすれば経営が安定軌道に乗るか・・・。



どの局も、議論の中心が番組コンテンツに走り過ぎ。
聞かれているかどうか・・・なんてどうでもいいんですよ。ホント。
聞いてくれない番組だって聞いてくれる番組にすりゃいいじゃん!



コミュニティFMをはじめ、
放送媒体が、マーケティングの上で
どんなポジショニングにあるかってことがわかっていないから
CMがとれないんですよ。それだけのこと。


マーケティングをやる上では、
他の媒体と連動させる(いわゆるメディア・ミックス)のなんてのはあたりまえですし、
普通の企業広告は『広告キャンペーン計画』なんてのがあってですね、


1、広告戦略プランなんてのを立てて、
2、SPプランだとか
3、メディアプランだとか
4、クリエイティブプランだとか
5、効果を測定するリサーチプランだとか
をしっかりと立ててですね、


最終的には
1、広告予算
2、マーケティング・ゴール(認知率や購入予定率など)
3、推定売上見込み


なんてのをはじき出すんですよね。


コミュニティFMなんかのラジオ局がなかなかスポンサーがとれないのは、
こうした一連の流れ自体を知らないのと、
知っていても、企業の情報を持っていないから、
どのタイミングで営業をかけていいかわからないんです。


やたら生中継を突っ込みたがるコミFもあるようですが、
聞いている人が少ないコミFでは、
店の営業を邪魔するだけで集客なんてできないんです。


3セクであれ民間であれ広告収入が経営を成り立たせているんですね。
だから、3セクだって決して楽じゃない。
むしろ、『ラジオ局が町の経済を活性化する』なんて豪語したもんだから
プレッシャーがのしかかっています。


のべつまくなし朝から晩まで『リクエストくれ、メッセージくれ』、
登場するリスナーも朝から晩まで同じ連中でヘビーリスナーが牛耳る・・・。
我々広告業から見れば、こんな放送なんか媒体価値ゼロなんですね。


だから、とてももったいないなぁ〜と思います。
上手くやれば地域密着なんだから、
大きな民放なんか押さえ込んで、
聴取率10%超えも夢じゃないんですがね。


どうすればいいかって?
それはこちらも商売ですから、
こんなところでは教えません。はい(^_^)V