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道楽、世間批評、いろいろと・・・。

★医療費で破綻?

jf3tbm2004-11-07

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◆健康な人が多い国は医療費で破綻しないんです。
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最近、『生まれてくるのにストーリーがある商品』っ
てのがどれだけあるのか、疑問に思いませんか。


たいていは『企業が儲けるためだけにできたモノ』で
す。ま、それで暮らし方がよくなるのならいいんです
が…………………………………………………………。


先日、うちのクライアント(製塩会社)さんが『この
品物をなんとか世の中に知らせたい』と相談に来られ
ました。


モノは『紀州・南部の梅酢』なのですが、製品化に至
るまでのストーリーが素敵なので、ブログに書込みを
しておこうと思いました。(別に売込みしてるんじゃ
ないです)


今、いろんな通販で『紀州南部の梅干し』が人気です
よね。(商品を見せずに売るラジオショッピングでも
たいそうな人気だそうです)


その梅干しを作る工程で、膨大な量の梅酢ができるん
です。これが、和歌山県南部町でも『難儀な産業廃棄
物』として困っていました。


そりゃそうですよね、普通の汚水なら下水処理して、
海や川に返せるのですが、何しろ梅酢ですからいろん
な混ざり物があるわけで。


そこで、梅干し農家の誰かが気づいたのです。『梅酢
の塩分を除去したら「飲む梅干し」になるんじゃない
か・・・』って。


塩分を除去・・・っていっても、簡単ではなかったそ
うです。結局は『製塩会社』の力を借りて、分析検査
からはじまり、商品開発に至るまで約3年の月日をか
けて、やっと市場リリースできるところにまでたどり
ついたんです。


なんだ、結局は企業が儲けるんじゃないか、そんな声
も聞こえそうですが、ここまで歳月をかけた品物なら
世の中に大きく出てほしいな・・・と思うんですよね。


もともとは『困りモノの産業廃棄物』が専門家の力が
入って『健康食品』に生まれ変わった。ある意味では
これで『まち起こし』にもつながるんです。


開発の関係者は『お酢がたまたま今ブームなだけです』
と語ります。でも、こういう品物こそ、時流にのって
欲しいな・・・と思うんですよね。


農家といっしょに頑張って作った『飲む梅干し』、
大きく成長してほしいなぁ・・・と思います。


今、まさに高齢化社会の日本・・・。
医療費がどんどんかさんでいます。





このままいけば、日本は『医療費でも破綻しちゃう』




梅干しを飲んだからってすぐに健康体になるかどうか
はその人の暮らし方によりますが、国民の大多数が健
康であれば、それだけ医療費が削減できるんです。


健康食品のみならず、適度な運動も継続していけば、
きっと名実ともに健康な国になるのではないかな〜と
思います。


競技のためのスポーツじゃなく、
生涯楽しめるスポーツを考えないと・・・。

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谷口集客技術研究所・谷口肇司(Taniguchi-Tadashi)
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