私がAWARDにチャレンジしているのも『遊び方の提案のひとつ』だ。ライセンスフリー無線からアマチュア無線に入ってきた局から『QSLカード交換は、大変で、めんどくさい』と聞く。私は『これも食わず嫌いだな』と思う。確かに『紙のカードは物理的な事務処理の手間がかかる』のは理解している。だが、最近は電子QSL(eQSLなど)も普及しており『国際的な趣味』としても、ぜひ電子QSLからでも『始めてみてはいかが?』と思うのである。
【写真:IC-705を用い、FT8でCQを出している様子】
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◆慣れたら『どうってことない』ですよ。
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まず『QSLカード』を交換しないとAWARD認定には至らない。
まぁ、テキトーに申請書を書いて『カネを払ってAWARDを買う』のも可能。
だが、そんな『いんちき』までしたところで『自己満足』にもならない。
やはり『趣味だからこそ、ルールに沿って』が大事だ。
どうやら『ハンディ機』からアマチュア無線を入門し、
多くが144MHz帯か430MHz帯のFMから運用を開始する。
主に週末や休日しか『楽しめない』のが実情。
その理由は『平日の昼間は土建屋の違法運用』がビッシリ。
私らから言わせていただければ『平日の昼間にそんなとこ聞くからだめ』。
結局は週末や休日に土建屋が出てこないときに限定された運用になる。
それでも『楽しめるからマシ』だとは思う。
経験上『V・UHF帯』の競い合いは『コンテスト』になる。
まぁ、それも『どの程度の順位になるか』は楽しみになる。
私も、コンテストに出ることはあるが『めったにログ提出はしない』。
ほとんど『点数稼ぎのお手伝い』に徹している。
ログ提出をするのは『競争相手が少なく「入賞できそう」』と感じた時。
V・UHF帯も『極めればHF並みに、電波伝搬の探求』になるのだが、
どうしても飛距離の限界が『基本的に「見通し距離」』に限られる。
バンドがにぎやかなのは『コンテストの時だけ』というのも気に入らない。
コンテストも楽しみ、コンテスト後にも『各局へフォロー交信』するなど、
いろいろな努力を惜しまない局は『必然的に呼ばれて人気が出る』。
こういう局は『気が付けばAWARDも完成していた!』と、
新たな『楽しみ方』を見つけて、長続きしていくものだ。
・まずは、CQを出す
・eQSLでもいいから『交信証発行』を行う
・入り口はコンテスト
・気が付けばAWARDも完成している
開局して半年も経っていながら『CQを出すのが怖い』局もいると聞く。
要は『カードも準備しないから、怖い』のだ。
1,000枚程度のQSLカードなんて、
せいぜい10,000円程度で印刷してくれる。
JARLの年会費にしても7,200円で月額600円。
大人の趣味なのだから、なにを意固地になっているのやら・・・。
経験上『呼び回り専門の局』は『100%、数年後に廃局』している。
免許を取って『しばらくの間』は『無線機を買った』とか、
あるいは『こんなアンテナを買った』と『買い物』を楽しめるが、
運用局数が極端に少ないと『ただの買い物依存症』で終わる。
・移動運用に行けば『積極的にCQを出す』
・すると『呼ばれる無線の楽しさ』に気づく
・コンテストにも参加してみようとなる
・気が付けばAWARDもいくつか完成していた
・次は、違うバンドやモードに挑戦してみよう
今までは理系の職人芸的な趣味だったが『今後は文化的要素が増える』。
自宅(常置場所)での『ながら運用』でも、これくらいカンタン。
せっかくHF運用ができる無線機を持っていながらAJDくらい完成しないと。
口頭で『どこそこと交信できた』と言っても『ウソっぱち』もつける。
やはり、ルールに沿って交信確認を取りながら、
公的な認定を取得して、地道に続けていける『遊び方』を会得するのが大事。
ロールコールのパイル抜きに心血注ぐより、バランスの取れた運用をしよう。