●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●JARLのAWARD『WAJA(全47都道府県交信)』が完成。

このところ、アマチュア無線のデジタルモード『FT8』の運用ネタばかりで恐縮だが、電波伝搬の不思議に引き込まれ『寝食を忘れるくらい』に没頭してしまっている。新コロの重症化にはなりたくないが『FT8の重症化』は、アマチュア無線の活性化に『一役買っている』と自負している。

【写真:これがWAJAの賞状(認定証)。(出典:JARLのサイトより)】
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◆数打てば、当たる・・・これが大事。
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FT8の運用は『シンプル』そのもの。
 
CQ JF3TBM PM74
>JF3TBM JA3QRZ +00
>JA3QRZ JF3TBM +10
>JF3TBM JA3QRZ RR 73
>JA3QRZ JF3TBM 73
 
たったこれだけの『やりとり』を片道15秒かけて送信し、
1交信当たり75秒から90秒で終わってしまう。
 
・Phoneでは聞こえない弱い信号でも解析してくれる
・CWでも聞こえない弱い信号でも解析してくれる
・英語やCWのスキルは不要
 
一見するとカンタン&シンプルだ。
 
何度も書いたが『時刻校正』や『逆走』、
CB無線のようなALCを振り切るような『過変調』は禁物だし、
弱い信号でも解析してくれるのに『無駄なハイパワー』も、どうだか。
 
FT8を始めて『3か月弱』で『全都道府県交信』が完成したのはびっくり。
 
セットアップして『おさらい』のつもりで、
40mB(7MHz帯)のFT8を始めてみたら『思いのほかよく交信できた』のだ。
また、深夜や早朝でも『ボリュームを最小に絞った無音の運用』ができ、
最低限、モニターすべき音量での運用は『家族にも迷惑をかけずに済む』。
ここで『やはり、少しずつ目標を立てないといかんな』と感じ、
まずはJARLのAWARDから取り組み『少しずつハードルの高さを上げた』。
 
となれば『数打てば当たる』でやってみるか・・・だ。
 
CWは腱鞘炎を起こすので『あまりやりたくなかった』のだが、
FT8は、PC操作で済むので『マウス』が扱えれば誰でも取り組める。
そんなこんなで、AWARDもいろいろ達成できている。
 
まぁ、本当は『じゃぱーん!』と大声を張り上げる無線がしたいのだが。
 
・夜勤なので、深夜に大声を出せない
・住宅事情があり、大きなアンテナも設置しにくい
・MAX50Wの出力では、冬場だと昼間の国内か近隣諸国が限界
 
こんな状態だったので、無線はちょっと『あきらめ』に入っていた。
 
ところが、販売店の社長から『PCと無線機を持っておいで』と誘われ、
FT8のセッティングをサポートしてもらって、
運用開始から3か月経たないうちに全都道府県交信までできた。
 
これがPhoneだったら、もっと楽しいかも知れないが、ぜいたくはいえない。
 
話しは飛ぶが『フリラ上がりのアマチュア局』の中には、
アマチュア無線の免許を取って1年も経つのに、
いまだに『CQを出すのが怖い』という局がけっこういる。
 
要は『フォネティックコード』が『身に付いていない』のだ。
 
私だって、開局して間がない頃はフォネティックコードが苦手だった。
だが、周囲のOM局から『さ、CQを出してみよう』と、
けっこう強引に『CQを出す』羽目にあったのが懐かしい。
 
OM局いはく『続けて100局ほどCQ出したら体が覚えるよ』だった。
 
実際、言われた通りにやってみたら『ホンマや』と、
苦手意識が強かったフォネティックコードが身に付いた。
このフォネティックコードがマスターできれば、
CQを出すのが楽しくて仕方がなかったのである。
 
何でも、最初は『数打てば当たる』のと『当たって砕けろ』の精神だ。
 
フリラ無線のように『運用局が少ない』場合は、
1局ごと丁寧にやってもいいとは思うが、
3か月も続けたら『お馴染み局』しか交信できない。
こうなれば、楽しみは『ロールコール』や『一斉運用』のイベントくらい。
 
それじゃあ、運用スキルが上がるわけがない。
 

私らは、上記写真のような『空中状態』を常にチェックしている。
 
この写真のような空中状態ならば、
運用周波数帯は『3.5MHzか7MHz帯』に決まってくる。
ローカルスキップが起きたら『DX』が開けてくるのだから、
冬場は『少なくとも7MHz帯に出られる状態』にしておけば、
昼休みの時間帯は『国内』をやって、夕方からは『海外』をじっくりやれば、
ヒマを持て余すこともなく『全日、バンドオープン』を感じられる。
 
SNSに『うつつを抜かす時間』がもったいない。
 


上の写真は、国際的なAWARDだ。
 
よくフリラ上がりのアマチュア局が『ログやQSLが面倒』とかいうが、
アマチュア無線の運用は『基本的に「穴埋め作業」』の連続である。
国内なら『エリア、都道府県、市、郡、区、町、村』を埋めていくし、
海外相手なら『エンティティ(旧カントリー)』を埋めていく。
また国内外合わせて『バンドごと』にも埋めていく。
 
ログ&QSLは『長続きのテッパンツール』だ。
 
Wkd&Cfmの話を先日も書いたが、
フリラ上がりのアマチュア局はWkd&Cfmのうち『Wkd』で満足している。
商売でいえば『仕掛品』で『仕事をした気』になっているのと同じ。
仕掛品を完成させて納品書を渡し、締め日までに請求書を発行し、
期日には代金回収をするのが『Wkd&Cfm』みたいなものだ。
 
Wkd&Cfmを面倒がって、長続きする方が不思議。
 
 
次は、こんなAWARDや、
 
 
これくらいは、何とか春分から夏至にかけて取り組みたい。
 
 
小さく縮まっていないで『世界』を相手にしようではないか。
 
 
怖がっていないで『まずは質より量をこなすこと』だ。
 
やっているうちに『修羅場』が訪れ、
その修羅場を乗り越えないと『質の向上』もクソもない。
無線は『個人競技』なのだから『仲間の連帯感』など、いらない。
 
変な連帯感が強いと、連帯保証人になるかもよ・・・。

今日も読んでもらって、毎度おおきに!!
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※時事問題については、筆者個人の考えです。
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#消費税ゼロ #アマチュア無線 #FT8










































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