●OTA(On The Air)

道楽、世間批評、いろいろと・・・。

●答え合わせの会話は、タメにならない。

▲この写真を、何度も流用していますが『問合せ』すらありません(笑)。

何を目的に、再々写真を流用しているかというと、

安価にHFのローバンドへのチャレンジへの『お誘い』です。

しっかり、RF-GNDが効いていれば『50W』で『国内』はできます。

いつも書いているように『ヨドコウ物置2棟』で、

1.9MHz(160mB)帯にまでRF-GNDが効いているのには、

自分でも仰天しました。

1.8MHz帯は『中波』です。

この時季は『日没時間』も早く、

太陽が西の空から沈むと『ほぼ同時』に、

JA-JAの交信が活発になってきます。

おもしろいなぁ・・・と思うのは、

日没が東から始まり、やはり東からの入感が始まる点です。

※JA-JAの交信は、民放中波同様『E層反射』、JA-DXの交信は主として『F層反射』。

私は、メーカーが『10,000円もの値段を付けて売っている』のだから、

きちんとRF-GNDが効いていれば『必ず飛ぶ』と信じて実験してみました。

160mBのλ/4は『40m』で『7MHz帯の一波長分』の長さが必要なのに、

たった1.8mの超短縮アンテナで、唯一中波帯の1.8MHzで遊べるのです。

もっとも、1.8mに50Wなら『なかなか国境越えは叶いません』けどね。

ウラジオストックのUゾーン局のCQも入ってくる。
 HFJ-350H+オプションコイルで『初のオーバーシー』になるかな(笑)。

 

FT8の運用は『あっさり』していますし、

余計なことを送出する必要もありません。

また、DXが見え隠れを始めると、こぞってDXerが『わらわら』と湧き出し、

JA-JAの交信が止まります。

法制化されていない『運用の慣例』に『紳士的な譲り合い』が見られ、

なおかつ技術的なスキルも要求される1.8MHzでの運用。

HF機なら『もれなく付いてくる1.9MHz帯』ですが、

あまり多くの局がチャレンジしようとすらしないのが、寂しいですね。

このQSLカードは21MHz帯での交信ですが、

フルサイズバーチカルを使って運用しました。

21MHz帯に近い18MHzでも同様に、

グレイの時間帯にはEUとの交信が容易いです。

 

ここで、少し考えて頂きたいのは・・・。

 

18MHz・50Wで半径10,000kmを飛ばせられるとしましょう。

10倍の波長をもつ1.8MHz帯は160mもの波長です。

ここで50W程度の出力で、それもアンテナ長がλ/4の5%程度しかない、

全長2m弱の貧相なアンテナでも『1,000kmは飛んでいる』という点です。

逆に言えば、1.8MHz帯で半径10,000kmを飛ばすとなれば、

18MHz・50Wの10倍である『1.8MHz帯・500W』が必要なのも理解できます。

 

さらに、逆説的に考えれば18MHzの1波長16mのλ/4である4mに対し、

4m×5%の『全長20cm』でも『1,000kmくらいは飛ぶのじゃないかな?』。

実際、全長50cmくらいに超短縮した7MHz帯のアンテナもあるのですから、

全長20cmの18MHzアンテナだって『Qが高けりゃどうにかなる』。

 

こんな風に考えていけば『430FMで「答え合わせの会話」も減る』のではないかと感じます。

 

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