【写真:こういうラグチューが聞こえないのは『何か原因がある』】
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◆アマチュア無線界は『昭和の職場』と同じ。
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国会中継なんかで『女性活躍、うんぬんかんぬん』と聞くと、
『ホンマ、何もわかってないな』と感じます。
まぁ、政治の大舞台の『国会』ですから、
そこから『共感を得る』というのは難しいですね。
女性同士の会話は『共感を得るコト』のようです。
妻と、その友人の会話を聞いていても『全くオチがない』のです。
しかし『オチ』なんて『どうでもいい』のですね。
ネタを振って、それに反応して、話があちこちに飛んで、
あーだ、こーだ・・・。
これで『心が通う』のだ、そうです。
※私はオッサンなので『~そうです』『~ようです』としか表現できません。
無線雑誌を眺めていても、
YL局の連載は『ほんのわずか』しかありませんねぇ。
また、キャラクター的に登場されるYLさんも、
どういうわけなのか、連載が長続きした試しがありません。
まぁ、お仕事、ご結婚やご出産、子育て等々、いろいろあると思います。
そんな時期には『無線どころではない』のは当たり前でしょう。
加えて無線雑誌は『問題解決そのものだから』だと、私は感じます。
YL局は『問題解決なんて、そこそこでいい。
どこのスイーツが美味しいとか、そういう会話を無線でもできたら』とか、
潜在的にもそう思っている、元YL局が掘り起こせたらFBでしょうね。
私が就職した昭和50年代後半。
自動車ディーラーに入ったのですが、
当時は『バリバリ昭和。セクハラ、パワハラ、モラハラ何でもあり』でした。
その頃『自動車産業は頭打ち。もう車が行き渡り買い替え需要しかない』が定説。
・AT車の普及
・エアコン、パワステ、パワーウィンドウなど『装備品』の充実
何が起きたか・・・。
女性の運転者が増え『自動車産業を右肩上がり』に回復しましたね。
こういうのを考えるオッサンは『問題解決』として『5W3H』の思考が不可欠です。
しかし、買う側の女性客は『5W3H』なんて、考えないでしょう。
それこそ『いいね』で買っています。
オッサン脳だと『色は赤系』で女性に売れるとか、勘違いしていました。
色が赤でも『クラッチ操作が面倒で苦手』な女性陣。
女性陣の、特に若い女性陣の足元をみたらわかるでしょうに・・・。
今なら普通の装備でも、昭和の頃は『フル装備』とか値打ちこいでましたね。
当時は、ATの普及率が『30%程度』でした。
当然、同期入社や先輩にも多くの女性がいました。
ほとんどが『MT車の重ステ』を『逆手』で回す・・・。
運転技術は、高かったですが『靴、履き替えるんが面倒やねん』とか、
まぁ、いろいろ言っていましたが、メーカーは頑固でMTを主力に作っていました。
当然ながら、ATを増やし『靴の履き替え』から解放されるメーカーの車は、
構造が『チャチ』なくせに『よく売れていた』のを思い出します。
AT化にコストがかかる分、他の部分を『安物』や『手抜き』して、
安価で、デザイン的にも『いいね』な車が売れるのも当然でしょう。
要は『エモーショナル・マーケティング』な、わけです。
ヒール高5cmの靴でも『運転できる』のは『画期的』でしたよ。
無線雑誌の中身は『ほとんど企画書と同じ』です。
確かに、5W3Hの考え方は大事だと思います。
とはいえ、道楽の分野で四角四面な5W3Hが必ず必要ですかね?。
これで『どうやって、シュリンクしたパイ』を戻せるのかな。
無線雑誌で、YL局の記事は『とても読みやすい』と、私は感じます。
技術的なお話であっても『エッセイ風』で、とっつきやすいです。
男性局(OM局)の記事も『わかる人にはわかる』でOKだとは思います。
とはいえ、同じテーマでも『何かが、どうも違うんだなぁ・・・』。
※OM局の記事を否定しているのではありません。念のため。
例えば、CW(電信)のマスターの連載を見て見ましょう。
概念的には、OM局の理路整然が受け入れられますが、
実際にCWをやっている局は『わかっている話』です。
YL局の記事は『まずは「共感」』から入っています。
狙いは『まだCWに躊躇している人への後押し』が見て取れます。
書いていらっしゃる内容は、OM局もYL局も『同じような焼き増し』です。
実際にCWをやるのにハードルが高いのは『最初の一歩』です、ホンマに。
確かに、いろいろな壁が待っていますが、
それをどう克服していくか・・・、
これは『自分で経験を積んで、練習あるのみ』です。
音楽(楽器演奏)と、同じじゃないでしょうかね。
私が、45年間も飽きずにアマチュア無線を続けてきたのは、
仲間に恵まれ、家族の同意も得られ、カネはあまり持っていませんが(笑)、
そこに『自分なりの遊び方』を身につけられたからだ、と実感しています。
AWARDを頑張る。
私は、これしか『遊び方のルール』を設けていません。
CW、Phone、Digitalモード・・・、
こういうのは『戦術(武器)』に過ぎず、
AWARDは『戦略(将軍の知恵)』だと思っています。
これだけを家族に説明し『ふーん、そうなの。ま、ほどほどに頑張りや』です。
3級的運用を推進していますが、
これって『子供の頃に身につけた遊び方』みたいなもんです。
例えば、釣り。
子供の頃、テキトーにデタラメな『仕掛け』を作ってでも『釣れた!』。
大人になって、職場の『釣りクラブ』とかに誘われて、
釣りに出かけたとしても『なんか、ちゃうなぁ。おもろない』。
プロがこしらえた『仕掛け』の方が、何かうまく釣れない。
別に『カネ払って釣れないから腹が立つ』という類のものでもないのです。
三つ子の魂百まで・・・といいますよね。
私は『開局3年までが大事だ!』と実感しています。
この3年間に『無線の基礎ができた』と思っています。
それを、ただ続けてきただけ・・・。
どこにも共感を得られるような気の利いたことは書けませんが。
かつての50MHz帯は『学生バンド』と呼ばれ、
YMもYLもごちゃ混ぜの時代がありました。
ラグチューのグループにも、
必ずYLが何局かいて楽しい思い出があります。
彼女らは、今、どうしているのかな・・・、とか、ふと思います。
そんな視点を持った、
エモーショナル・マーケティングが必要なのだろうな、と、
私は感じます。
毎度おおきに。ほんじゃーね!
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